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運営者(プロダクトデザイナー)
DARADARA
バイク歴7年。職業はプロダクトデザイナー。車用品メーカーで商品開発をしていた経験を生かして記事を書いています!
※記事の信憑性
カスタム・バイク用品系:プロダクトデザイナーとしての知見を使って書いています。
メンテ・整備系:『書籍』で学んだ内容をもとに書いています。
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自分でバイクを点検をしたい!本記事では初心者向けにバイクの日常点検12項目を解説。工具や専門知識は必要なし!初心者の方でもできるバイクの日常点検とは?慣れれば5分で終わります!
- 点検とか全然やってないけど大丈夫かな?
- 何を確認すればいいの?
- 道具もないし、難しんでしょ?
バイクの日常点検ってどうやるの?
どうもdaradaraです。今回のテーマは『バイクの日常点検』。バイクの点検って何処を見ればいいの?なんて人に向けて、愛読書『カスタム虎の穴』で紹介されていたバイクの日常点検方法をご紹介します。
道具も専門知識も必要なし!たった5分で終わる基本的な点検なので、是非試してみてください。
確認すべきは12箇所!
覚え方 | 日常点検したい部分 |
ネン | ガソリン(燃料) |
オ | オイル |
シャ | タイヤ(車輪) |
チエ | チェーン |
ブ | ブレーキ |
ク | クラッチ |
トウ | 灯火類(ライト) |
バ | バッテリー |
シメ | ネジの締め具合 |
ミズ | 冷却水 |
サス | サスペンション |
ケ | 警告灯 |
日常点検で確認すべき項目はこの12種類です。それぞれの頭文字をとって『ネン・オ・シャ・チエ・ブ・ク・トウ・バ・シメ・ミズ・サス・ケ』って覚えるといいみたいです。全然語呂がよくないですけどね(笑)。
『うぁ、、こんなにあるの?めんどくさい。。』
なんて思った方も多いと思いますが、目視だけなら案外スグに終わります。
ガソリンの残量と状態
まずはタンクを開けて、ガソリン残量と状態を確認しましょう。タンク内が錆びてたら長期間放置した証拠です。ガソリンが腐ってるかもしれないので、ガソリン抜いて交換してから乗りましょう。
ちなみに長期間保管する時はフューエルワンを入れておくと、ガソリンの腐食防止+タンクの錆防止になるのでオススメです。
>【エンジン内部比較画像あり】フューエルワンの効果が凄い!バイクや車に超オススメ!
エンジンオイルの色と量
次にエンジンオイルの色と残量を確認します。確認方法は車種によって異なりますが、基本的には茶色〜黒色で、規定範囲にオイルが来てればOKです。オイルは少なくても多くてもNG。コーヒー牛乳のように濁っていたら即交換。
>自分でできるバイクのオイル交換のやり方!費用や作業時間を紹介
タイヤの状態や空気圧
タイヤの状態や空気圧を確認しましょう。空気はガソリンスタンドで入れられます。スリップラインが出てる、側面にひび割れがある、異物が刺さってる、みたいな症状がある時は交換。
引用:日本自動車タイヤ協会
タイヤのひび割れ具合は、上の画像を参考にしてみてください。また、下の記事でタイヤの交換時期を詳しく解説しています。
>【まだ使える?】バイクのタイヤ交換時期と目安!長く使うコツも
チェーンにサビはないか?
チェーンの状態を確認しましょう。点サビが浮いてきてる場合はチェーン掃除、全体が錆びてる場合は交換です。
>【高いメンテスタンド不要】バイクチェーンの清掃とオイル注油のやり方!
チェーンの張り具合も確認できるとGOOD。ただ、これは結構難しいので、ノーマル車ならノーチェックでもOKです。タイヤ交換をお店でやれば調整してくれます。
ブレーキパッドとフルード
ブレーキパッドとフルードの確認です。ブレーキパッドの残量があって、フルードの色が透明ならOKです。茶色っぽくなってきたら交換時期。これもブレーキパッドをお店で交換すると店員さんが教えてくれます。
ブレーキフルードの色はこの窓から確認できます。色が茶色系になってたら交換サインです。
>【自分でできる】バイクのブレーキパッド交換方法!手順や注意点を詳しく解説
クラッチの状態
クラッチの状態を確認します。ブレーキより使用頻度が高いので、軽視してるとトラブルの原因になります。ちなみに私は走行中にワイヤーがきれました。。
油圧式クラッチの場合は、フルードの残量と色をチェック。規定値より増えてたり、減ってたり、色が黒くなってたら異常です。クラッチフルードは劣化すると液面が上がる特徴があるらしいです。
ワイヤー式クラッチの場合は、遊び量とワイヤーの状態をチェック。ワイヤーの根元がほつれてたら即交換。遊び量の調整は難しいのであれですが、半クラの位置が手前すぎたり、奥すぎたりしたらバイク屋に見てもらった方が良いと思います。
ライトはちゃんと光る?
灯火類(ライト)の点灯チェックです。特に後ろのランプは忘れがちなので、壁に当てて確認してみましょう。ウインカーをLEDに変えた人も要注意、ハイフラや誤作動を起こしてるバイクがたまにいます。
バッテリーの確認
最近のバッテリーはほぼ確認不要です。いつも通りセルが回ってエンジンがかかていれば問題なし。開放式バッテリーの人は液量をチェックしましょう。
カスタムしたらネジの緩みを確認
緩んだネジがないか確認します。って言っても全部確認してると日がくれるので、自分で外したネジがあればそこを重点的に確認してください。例えばマフラーを交換したら、エキパイ付近のボルトをチェックします。
確認方法は、手で触って緩みを確認する程度で大丈夫です。
水冷なら冷却水の量を
水冷エンジンは冷却水の液量をチェック。リザーバータンクの規定内に入ってればOKです。基本的に減ることはないので、足しても足しても減る場合は、バイク屋に相談しましょう。
サスペンションの漏れはないか?
前後サスペンションのオイル漏れやサビを確認します。オイルが漏れがあれば修理、酷く錆びてる場合は交換になります。定期的な洗車で綺麗に保ちましょう。
>2りんかんでフロントフォークをオーバーホール!費用と作業内容は?PIT作業風景画像あり
警告灯は光ってない?
最後に警告灯の確認して終了です。警告ランプの有無は車種によって異なります。バイクの取扱説明書を読んで原因を探してみてください。
異常があったらバイク屋に相談!
これで日常点検は終了です!何か不具合を見つけたらバイク屋さんに相談がオススメです。自分で修理したいよ!っていう人は、できそうな部分から挑戦してみてください。楽しいですよ!
参考文献は『カストラ』
今回の内容は『カスタム虎の穴Ⅱ vol2』に書かれていた内容を元に作成しています。カスタム虎の穴ではもっと詳しく整備やカスタムについて書かれているので、気になった人は読んでみてください。
>バイク本なら『カスタム虎の穴』がオススメ!全7巻の感想とレビュー
まとめ
- 点検とか全然やってないけど大丈夫かな?
→簡単な日常点検で不安を取り除けます! - 何を確認すればいいの?
→『ネン・オ・シャ・チエ・ブ・ク・トウ・バ・シメ・ミズ・サス・ケ』って覚えてください(笑) - 道具もないし、難しんでしょ?
→目視だけでも十分です。あとはバイク屋に
今回の記事をまとめると上のようになりました。点検をすると愛車の理解が深まり、パートナーとしての絆が深くなった気持ちになれますよ!
っていうことで今回はここまでです。最後までお読みいただきありがとうございました。