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運営者(プロダクトデザイナー)
DARADARA
バイク歴7年。職業はプロダクトデザイナー。車用品メーカーで商品開発をしていた経験を生かして記事を書いています!
※記事の信憑性
カスタム・バイク用品系:プロダクトデザイナーとしての知見を使って書いています。
メンテ・整備系:『書籍』で学んだ内容をもとに書いています。
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バイク本で有名なカス虎ってどんな本?本記事では、人気書籍『カスタム虎の穴』をレビュー。本の概要、感想あり。バイクをいじるのが好きな人にオススメ!カス虎で愛車の知識を深めよう!
- バイクの知識を深める本が欲しい
- バイク整備系でオススメの本ってある?
- カスタム虎の穴ってどんな本?
バイク本なら『バイクカスタム虎の穴』がオススメ!

どうもdaradaraです。今回は、バイク本で有名な『バイクカスタム虎の穴(通称カス虎)』のレビュー記事です。バイク好き必読の名著なので、そんな本知らないぜ!って人はまずこの記事を読んでみてください。
カス虎とは・・・月刊『オートバイ』で連載されていた熱血説教バイクマンガが単行本化されたものです。
▼この記事のYoutubeのショート動画版もあります!▼
注意:結構マニアックな内容です。

- バイクや愛車の知識をより深めたい
- 部品毎の機能や構造を理解したい
- でも難しいのはやだ!優しく教えてほしい
この本は、完全にバイク好きの為の本です。本の内容は、普通にバイクを乗るだけなら全く必要のない知識。バイクを分解したり、部品を外してみたり、グリスアップして滑らかに動くようになって、ニヤニヤしてる人に最適化されています。(ちなみに私にはドンピシャでした。)
カスタムをする前に読みたい本

一応カスタム本ってなってますが、カスタムや整備をする前に読んでおきたい本って感じです。『こんなにカッコいい部品があるよ!』とか『この部品はこんな風に取り付けると最高にクールだ!』っていう本ではありません。
読めばバイクを理解できる
この本の意図を簡単に説明すると『カスタムをするなら、純正部品の機能や性格を正しく理解してからにしようね!』って感じの内容です。これからカスタムしたい人、自分で整備やメンテナンスするのが好きな人には最高の本だと思います。私は大好き。
漫画だから読みやすい

ここまで書くと堅苦しい本だと思うかもしれませんが、漫画タイプなので非常に読みやすい内容です。イラスト付きで非常に分かりやすく、愛くるしい3人のキャラクターが丁寧に教えてくれます。
カス虎は全9巻!

- 第1巻:マフラー・ライポジ編
- 第2巻:タイヤ・チェーン編
- 第3巻:ブレーキ編
- 第4巻:サスペンション 構造編
- 第5巻:サスペンション 調律編
- Ⅱ-1巻:ていねい整備編
- Ⅱ-2巻:ていねい整備編
- Ⅱ-3巻:ネジの章 (上)
- Ⅱ-4巻:ネジの章 (特上)
執筆時点で虎の穴は9巻まであります。連載自体は続いており年に1巻くらいのペースで新刊が登場しています。
1冊ごとにテーマがあって、そのテーマに沿って詳しく教えてくれる流れです。
どうです?タイトルだけみてもこのシリーズがいかにマニアックか分かりますよね(笑)。
バラで買っても楽しめると思います。ただし、通しで読む事を前提に話が進んでいく部分もあるので、できれば全巻コンプリートがオススメです。
第1巻:マフラー・ライポジ編

第1巻はマフラーとライディングポジションについてです。まずはカスタムの本質とは何か?から漫画が始まり、サイレンサーやエキゾースト構造、種類、仕組みなどを詳しく説明してくれます。
ライポジ編では、正しい運転姿勢にするためのブレーキ、クラッチ、シフトの角度や位置の調整、バイクごとに決められた正しいライポジなどを叩き込まれます。1巻からビシバシきますよ。
引き込まれました。カスタム道的な考え方をバシッと表現していて。中身も大変充実している。
こんなに素晴らしい本だとは気づいてなかった。(amazonレビューから抜粋)
※書籍版の方からレビューを引用しています。
第2巻:タイヤ・チェーン編

一番人気の第2巻はタイヤとチェーン。タイヤ編では、タイヤの役割、仕組みなどの基礎知識から、ラジアルタイヤとバイアスタイヤの違い、扁平率などマニアックな情報が詳しく書かれています。
チェーン編では、同じように仕組みや構造などから始まり、選び方やスプロケの交換時期などの情報が載っています。チェーン掃除や張り具合など実践的な内容が豊富でかなり勉強になります。
チェーン交換の際に参考にしてみようと購入。読むとスプロケの交換の事も知り、スプロケ前後も交換し、チェーン周りは刷新出来ました。メンテについてもわかりやすく解説してあり、素人には良い教本、先生です。(amazonレビューから抜粋)
※書籍版の方からレビューを引用しています。
第3巻:ブレーキ編

第3巻はまるっとブレーキ編です。ドラムブレーキとディスクブレーキの違い、メンテナンス方法、キャリパーの特性などブレーキにまつわるありとあらゆる情報が載っています。
安いブレーキパットと純正品との違いなんてのも紹介されていて、非常に勉強になります。
純正品から有名ブランドの社外品に換えるのが好きな人に、特に読んでみて欲しい。(amazonレビューから抜粋)
※書籍版の方からレビューを引用しています。
第4巻:サスペンション 構造編

第4巻はサスペンションの構造がテーマ。フロントフォーク、リアサスがどういう仕組みで出来ているのか?フォークオイルの交換方法、各種サスの種類別特性などを詳しく解説してくれます。
4巻5巻はかなり専門的で難しい内容です。サスの構造や仕組みに興味がある人にはたまらないかも。
サスペンションの構造について奥の深さがわかるが、難しい内容でもあった。フロントフォークオイルの交換がやりたくなり、初めて自分で行った。(amazonレビューから抜粋)
※書籍版の方からレビューを引用しています。
第5巻:サスペンション 調律編

第5巻はサスペンションの調律編です。本も厚くなって作者の本気度も最高潮。4巻の内容を元に、サスペンションの調整とは何か?を説明してくれています。
4巻と5巻をいったり来たりする事もあるので、4巻と5巻をセットで読むとより理解が深まると思います。
サスのセッティングは難しいと思っていたけど、これを読んだら、できそうな(試してみる)気持ちになってきました。(省略) 自分に合ったセッティングを見つけられたらいいなぁ。(amazonレビューから抜粋)
※書籍版の方からレビューを引用しています。
Ⅱ-1巻:ていねい整備編

パートⅡ-1は洗車とメンテナンスがメインテーマです。サービスマニュアルのような整備書ではありません。バイクの拭き方、洗い方、バイクカバーの選び方、など基礎的な部分が中心になっています。
パート2から若干方向性が変わってライトな印象。人によっては賛否が分かれる内容かもしれません。
バイクをキチンと乗り、キチンと手入れしたい人は、読むべし。普段、何気なくバイクに接しているが、根拠が曖昧なままやっていたことありませんか?その答えが載っています。(amazonレビューから抜粋)
※書籍版の方からレビューを引用しています。
Ⅱ-2巻:ていねい整備編

Ⅱ-2巻は、潤滑油・グリスの話がメインになっています。潤滑油とグリスの種類や性質についての内容です。正直グリスの使い分けなんて全然意識してませんでした。。
このシリーズをずっと購入しています。整備と言うより洗車に特化した内容となっています。その辺がちょっと物足りない感じでした。でも、漫画は面白いです。(amazonレビューから抜粋)
※書籍版の方からレビューを引用しています。
Ⅱ-3巻:ネジの章 (上)

Ⅱ-3巻はネジの話です。丸々1冊使って、ネジの規格、材質、締め付けトルクなどを解説してくれます。個人的には並目と細目の話が面白く勉強になりました!
Ⅱ-4巻:ネジの章 (特上)

Ⅱ-4巻はトルクレンチの話がメインです。トルクレンチの種類、特徴、使い方、選び方などトルクレンチを使う上で知っておきたい情報が詰まっています。
トルクレンチ使ってればいいんだろ!なんて思ってる人はぜひ読んでみて欲しい内容です。
まとめ
- カス虎はバイク好きならオススメ!
- マニア向けだけど素人でも読みやすい
- 絶版っぽいからキンドルの方が安い!
今回の記事をまとめると上のようになりました。個人的には大満足!非常にオススメできる本でした。ネットでも調べられないような情報まで盛りだくさん。非常に濃い内容です。
まだサーっと読んだだけなので、繰り返し読んで理解を深めようと思います。ちゃんと理解できたらブログでも紹介します。
ってことで今回はここまで。最後までお読みいただきありがとうございます。