どうもdaradaraです。
今回はバイクのオイル交換方法についてご紹介。FTR223を使ってオイルの種類、交換の時間や費用などについて、詳しく説明しています。自分でオイルを交換したいと思っている方におすすめの内容です。
自分でできるバイクのオイル交換のやり方!(用意する物)
【毎回必要なもの】
- Honda ウルトラ G1 SL 10W-30 [HTRC3]
- エーモン ポイパック(廃油処理箱) 2.5L
【初回のみ必要なもの】
- トルクレンチ (YC-617-2S) / 15n対応のもの
- KTC ソケットアダプタ BA23-H
- GISUKE 24mmソケット (S3-24)
- ソケットレンチセット(9.5mm)
- ロート
- その他、パーツクリーナー、雑巾など
交換費用 | 作業時間 | 難易度 |
約1,000円 (工具費用7000円程度) | 20~30分 | ★★ |
オイル交換の頻度は3000km
一般的には「3000~5000km走ったら交換」か「半年に1度交換」が目安とされています。オイル交換頻度は車種によって異なりますので、バイクの取扱説明書に従って交換しましょう。私のFTRは2000kmで交換したらもう少し早く交換した方がよいと言われ、今では1000kmで交換しています。慣れないうちは2りんかんなどで交換を依頼して、交換のタイミングを探るのも良いでしょう。
2りんかんの交換工賃については下の記事で説明しています。もしよければお読みください。
step1:暖気でオイルを温める
まずはオイルを温めるために1分程度軽く暖気します。街中を軽く走ってもOK。オイルを温めると緩くなって抜けやすくなります。※注意必要以上に暖気をすると、エンジンやオイルが熱くなりすぎて、火傷の危険がありますので注意してください。
step2:ドレンボルトを外す
暖気が終わったら交換作業に入ります。バイクを水平な地面に立ててから、廃油ボックスをバイクの下に置き、ドレンボルトを外します。FTRの場合は24mmのソケットで取り外し可能です。
ドレンボルトを外すとオイルが出てくるので、ボルトを押さえつけながらゆっくりと回しましょう。オイルが直接フレームにかかるのが嫌な人は、養生テープ等で保護してください。オイルが熱すぎるとテープが溶けるかもしれないので注意が必要です。
step3:オイルが抜けるまでコーヒーブレイク
オイルが抜けるまで数分かかるのでコーヒーでも飲んで待ちましょう。この時バイクを傾けないようにしてください。交換時のオイル量は、バイクを地面と垂直にしたときに自然に落ちる量から計算されています。傾けるとオイルが抜けすぎて、オイル1缶(HONDA G1は1本1L)では足りなくなるのでご注意ください。
step3:ボルト類の掃除
コーヒーを飲みながらドレンボルト、バネ、茶こしフィルターを掃除します。パーツクリーナーを吹きかけて、ウェスでふき取ると簡単に綺麗になります。
ドレンボルトについているOリングは、半年に1回くらいの頻度で交換しましょう。今回はそのまま使います。
step4:取り付け作業
オイルが抜けて、部品の掃除が終わったら、先ほど綺麗にした茶こし、バネ、ドレイボルトを画像の順番になるようにセット。軽く手でねじ込んでからトルクレンチで締めます。
ドレンボルトを締めるときは、必ずトルクレンチを使いましょう。FTRの場合は15n/mです。
パキッ!っと音が心地よい音がするまで締めていきます。
【使用したトルクレンチはこちら】
15ニュートン対応の9.5mmレンチがあればそれをオススメします。見つけられなかったので変換して使っています。。

ドレンボルトが締めれたら、フレームやボルト周りのオイルを拭き取ってください。最後にここからオイルが漏れていないか確認します。ドレイボルト周りの拭き取りが終わったら、HONDA 純正 ウルトラ G1 オイルを注ぎ込みます。
オイル量の確認方法
- オイルレベルゲージを締める
- エンジンをかけて30秒ほど暖気
- オイルレベルゲージを取り出して拭く
- オイルレベルゲージを締める
- オイルレベルゲージを再度取り出す
- 規定量になっているか確認
オイルが回ってない状態(②)でアクセルを煽ると故障の原因になりますのでやめましょう。オイルの量が規定範囲内であればオイル交換完了です。
今回使った工具の紹介
最後に
さていかがでしたでしょうか?一見面倒に見えても、やってみると意外と簡単です。時間がなければ昼食前にオイル抜いて、食後に新しいオイル入れるなんてことも出来きますよ。バイクのオイル交換を検討中の方はぜひ参考にしてください。
それでは今回はここまで。最後までお読みいただきありがとうございます。
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