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運営者(プロダクトデザイナー)
DARADARA
バイク歴7年。職業はプロダクトデザイナー。車用品メーカーで商品開発をしていた経験を生かして記事を書いています!
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カスタム・バイク用品系:プロダクトデザイナーとしての知見を使って書いています。
メンテ・整備系:『書籍』で学んだ内容をもとに書いています。
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バイクのシャフトドライブのオイル交換方法は?本記事では交換時期とやり方、オイルの種類、選び方、注意点などを紹介。自分で交換してみようかな〜なんて人にオススメの内容。
- 交換方法は?どうやってやるの?
- オイルは何を使えばいい?
- 気をつけることは?
ドライブシャフトのオイル交換方法!
どうもdaradaraです。今回は『ドライブシャフトのオイル交換』についてです。ネットに情報が少なく苦戦したので記事にすることにしました。
メンテフリーでもオイル交換は必要です!
1万キロが交換目安
ドラスタ | イントルーダー |
10000km | 3000km |
一般的な交換目安は1万km。ただ私が乗っているイントルーダークラシック400は3000kmで交換です。車種によって交換頻度は異なるので注意しましょう。
バイクの取扱説明書に書いてあるかも。
オイルを選ぶ
続いてオイル選びです。基本的にはメーカー指定のものを使います。買いづらい場合は、ヤマハのドライブシャフトオイルがオススメです。
イントルーダーはスズキですが、指定オイルが買いづらい+量が多すぎるので、ヤマハのオイルを流用。(2りんかんの人に相談してみても同じようなことを言ってました。)
ヤマハのドライブシャフトオイルにはGL-4とGL-5の2種類があります。愛車の規格にあったものを購入しましょう。
イントルーダーはGL-5推奨。ドラスタはGL-4らしいです。
▼GL-4はこれ▼
▼GL-5はこれ▼
消耗品を購入
ガスケットなどの消耗品も購入します。この辺りはエンジンオイルの交換と同じです。
ドレンボルトを外す
画像下のボルトを外してオイルを抜きます。車種によって多少異なりますが、だいたいこの辺りにあるようです。
上のボルトも外して、オイルが抜けるのを待ちます。そんなに汚れてなさそうですね。
オイルがタイヤにかからないように注意しましょう。
掃除と交換
外したボルトの掃除とガスケットの交換をします。
ドレンボルトの先端にはマグネットがついていて、鉄粉がたくさんついているはずです。
パーツクリーナーなどで吹き飛ばして綺麗にましょう。
ガスケットも外して新品と交換します。
ガスケットが固着してる場合は、画像の工具を隙間に当てて、ゴムハンマーなどで叩くと取れました。
オイルを入れる
車両を垂直にして新しいオイルを入れます。センタースタンドがないのでイナバウアーで注入。
オイルの量は車種によって異なります。イントルーダーの場合は210mlが規定量です。
規定トルクで締付
最後に規定トルクで締め付けて完了です。規定トルクも車両によって異なります。
イントルーダーの場合は上側が20Nm / 下側 23Nm。
オイル漏れを確認
周りを綺麗にウエスで拭き取って完了です。
近所をしばらく走って、オイル漏れがないことを確認すると安心。
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取り出したオイル
思ったより色は綺麗でした。
エンジンオイルと違って汚れにくいのかもしれません。交換時の走行距離は1.5万キロ。
でもよく見るとオイルがキラキラとしています。
金属と金属が擦れて出てきた鉄の粉。通称鉄粉。これがオイルに混ざっていると、ギアが削れてしまうそうです。
オイルが汚れてなくても交換してあげないとダメですね。
やってみた感想
作業自体は簡単でした。エンジンオイル交換とほぼ同じ。問題はネットに情報が少ないことです。
初めてやる人はサービスマニュアルを買うか、バイク屋でやってもらってやり方を見てから挑戦するのもいいかもしれません。
やり方さえ覚えればなんてことはない作業です。
まとめ
- 交換方法は?どうやってやるの?
→基本はエンジンオイルと同じ - オイルは何を使えばいい?
→ヤマハのオイルがオススメ - 気をつけることは?
→オイルの種類と締め付けトルク。
今回の記事をまとめると上のようになりました。シャフトドライブはメンテフリーだけどメンテ不要なわけではありません。まずは愛車の交換頻度を確認してみてください。
ということで今回はここまでです。最後までお読みいただきありがとうございました。