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運営者(プロダクトデザイナー)
DARADARA
バイク歴7年。職業はプロダクトデザイナー。車用品メーカーで商品開発をしていた経験を生かして記事を書いています!
※記事の信憑性
カスタム・バイク用品系:プロダクトデザイナーとしての知見を使って書いています。
メンテ・整備系:『書籍』で学んだ内容をもとに書いています。
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初心者でも自宅で簡単にできるバイクのチェーン清掃方法が知りたい!本記事では初心者向けにバイクのチェーン掃除方法を紹介。やり方、必要な物、頻度などなど。自分でやろうと思ってる人へ
- 初心者でもできるチェーン掃除のやり方は?
- 必要なものは何?
初心者向けバイクのチェーン清掃方法!

どうもdaradaraです。
今回は基本に立ち返り『バイクのチェーン掃除方法』を紹介します。
これからチェーン掃除デビューを考えている人におすすめの内容です!
①タイヤを浮かす

まずは後輪を浮かせます。
センタースタンドがあればそれを立てましょう。
センタースタンドがなければ、市販の専用のスタンドなどを使うと簡単です。
(軽い車体なら木の棒や突っ張り棒でも大丈夫)
ギアをニュートラルに入れて後輪を回せるようにしておきましょう。
▼愛用のメンテナンススタンド▼
②クリーナーを吹き付ける

チェーンにクリーナーを吹き付けます。
タイヤをまわしながら全周に吹き付けてください。
タイヤにつかないようにダンボールなどを後ろに置いておきましょう。

チェーンクリーナーには、『水洗いタイプ』『拭き取りタイプ』『兼用タイプ』の3種類があります。
3種類の違いは下の記事で詳しく紹介しているので、ここでは省きます。気になった人はみてみてください。
ちなみに私のおすすめは『水洗いタイプ』か『兼用タイプ』です。
迷ったらワコーズのチェーンクリーナー(兼用タイプ)がおすすめです!ちょっと高いけど性能は間違いない。
▼おすすめのチェーンクリーナー▼
③ブラシでこする

ブラシでチェーン全体を掃除します。
三面ブラシがあると一気に三面掃除できるので便利です。
タイヤを回してチェーンの位置を動かしながら、全周全面綺麗にブラッシングしましょう。
④洗い流すor拭き取る

ブラッシングが終わったら『洗い流し』or『拭き取り』をします。
クリーナーが水洗いタイプなら水で洗い流し、拭き取りタイプならウエス等で拭き取ります。
水洗いの方が作業が楽なのでおすすめです!(私は水洗い派)
▼拭き取りの時に便利なウエス▼
▼水道が近くにない人におすすめなポンプ▼
⑤乾燥

チェーンが綺麗になったら乾燥させます。
濡れた状態で注油すると、水気や溶剤と一緒にオイルが吹き飛んでしまうそうなので注意しましょう。

私の愛読書によると、半日くらい乾かしてから注油するといいらしいです。(カスタム虎の穴2巻 P141)
とはいえこれはちょっと面倒。
私は洗車と一緒にチェーン掃除(水洗い)をして、車体とチェーンを乾かしがてら近所を5分くらい走行→強引に水気を飛ばして乾かしています。(乾いたってことにしてます)
▼愛読書▼
⑥注油

チェーンが乾いたらいよいよ注油です。
タイヤにオイルがかからないように背面にダンボールを設置しましょう。
画像の丸の部分(Oリングとローラー)を目掛けて、タイヤをゆっくり回しながら1周サーっと吹きかけます。

水洗いでも拭き取りでもチェーンオイルは同じです。
バイク用のチェーンオイル(ルブ)ならなんでも大丈夫ですが、私のおすすめはワコーズのチェーンルブ!
ワコーズのチェーンルブは、多少湿っているチェーンでも使えるので、⑤の乾燥も軽くでOKです。しかもサビに強い。
迷ったらワコーズのチェーンルブを買っておけば間違いなし!
▼定番のチェーンルブの比較記事▼
▼愛用のチェーンルブ▼
⑦拭き取り

最後に余分なチェーンオイルをウエスで軽く拭き取ります。
ウエスに少量チェーンオイルを吹き付けてから拭き取ると、底面や背面などにもオイルが行き渡り表面の錆対策ができます。
スプロケットに手を挟まないように注意しましょう。
これでチェーン掃除と注油が完了は完了です!
ビフォーアフター

掃除前と掃除後の比較画像がこちらです。
チェーンが綺麗になると気持ちがいいですね〜
チェーン掃除の頻度
頻度目安 |
約300~500kmに1回程度 |
乗り方にもよりますが頻度の目安は300~500km毎くらいだそうです。
雨で濡れると錆びやすくなるので、濡れたらチェーン掃除をするようにしましょう。
屋外屋根無し駐車の人も錆やすいので注意。定期的に確認し、錆が出る前に掃除しましょう。
とにかく錆びさせないことが大切です。
参考書籍

本記事は私の実体験と、この3冊の内容を参考に作成しています。
書籍では『拭き取りタイプ』の方法を紹介していることが多く、水洗いは歴史が浅いのか、あまり情報を見かけません。
参考書籍も全て拭き取りタイプでした。
水洗いはすっきり落ちるし、作業も楽でいいんですけどね。。
ちなみに私はずっと水洗い派ですが、いままで問題はおきていません。チェーンの状態も良好だとバイク屋に褒められました。
作業が面倒だとやらなくなってしまうので、楽に続けられる方法で継続する方が大事かなと思っています。
▼参考書籍▼
まとめ
- 初心者でもできるチェーン掃除のやり方は?
→上で紹介した通り - 必要なものは何?
→チェーンクリーナー、チェーンルブ、ブラシ、スタンド、ウエス
今回の記事をまとめると上のようになりました。
チェーン掃除はバイクメンテの基本中の基本!是非挑戦してみてください。
ということで今回はここまでです。最後までお読みいただきありがとうございました。