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運営者(プロダクトデザイナー)
DARADARA
バイク歴7年。職業はプロダクトデザイナー。車用品メーカーで商品開発をしていた経験を生かして記事を書いています!
※記事の信憑性
カスタム・バイク用品系:プロダクトデザイナーとしての知見を使って書いています。
メンテ・整備系:『書籍』で学んだ内容をもとに書いています。
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どうもdaradaraです。
この記事はバイクのタイヤ交換時期と目安を紹介しています。あなたのタイヤはまだ使える?スリップサインの見方、ひび割れなどの劣化状態を判断し、タイヤの適切な交換時期を見極めましょう。記事の下の方で、タイヤをできるだけ長く使うコツも紹介しています。
- バイクのタイヤってどのくらいで交換すればいいの?
- 俺(私)のバイクのタイヤってまだ使える?
- まだ1年しか使ってないのにもうスリップサインが、、
タイヤの交換時期&目安
バイクのタイヤの寿命や交換時期を判断するには、「使用年数」「タイヤの溝」「走行距離」の3つの要素から判断すると良いとされています。下の表を確認し、どれか1つでも当てはまったら交換のタイミングです。ただし使用環境やタイヤの種類、状態によって寿命は様々。年数や距離はあくまでも目安です。
使用年数 | タイヤの溝 | 走行距離 |
2~3年 | スリップサイン | 5,000~20,000km |
長く使っているとゴムが劣化し硬くなります。これによりひび割れが発生し、グリップ力が低下します。 | タイヤには溝と溝の間に交換の目安となる目印が付いてます。溝が減るとスリップしやすくなります。 | タイヤの種類や走り方によって寿命は大きく異なります。街乗りなら20,000kmくらいは走れます。 |
次の項目で、タイヤ交換の目安となる判断材料を画像付きで具体的に紹介しています。愛車のタイヤの状態を確認しながら読んでみてください。
交換目安①:使用年数が2~3年
タイヤの使用年数を確認するには、タイヤに記載された製造年月を基準に判断すると良いです。タイヤには製造年がわかるように製造年を記した刻印があります。この刻印の年数から逆算することで、作られてから何年経過したタイヤか判断することができます。
タイヤの寿命を考えるときに、購入日〜今日までの使用年数だけで判断しがちですが、5年前につくられたタイヤを1年使うのと、1年前に作られたタイヤを1年使うのでは劣化の具合が全然違います。
特にネットでタイヤを購入すると製造年の古いタイヤや、保管状態の悪いタイヤが送られてくることもあり、想定していた年数より早く寿命がきてしまう事があるので気をつけましょう。安かろう悪かろうで結果的に多くの費用を払うことになってしまいます。
交換目安②:タイヤがひび割れてきた
タイヤの使用年数が増えてくると、タイヤが劣化しひび割れ等を起こします。タイヤのゴムが硬化してきたことによる劣化です。ヒビがあるから全てNGというわけではありませんが、ヒビの状態によってはタイヤ交換が必要です。
出典:日本自動車タイヤ協会
上の画像は「日本自動車タイヤ協会」が作ったひび割れのレベル別の判断基準の資料です。ご自身のバイクのタイヤを確認し、レベル5の要注意だった場合は急いでタイヤを交換してください。
交換目安③:スリップサインがでた
左側が新品のタイヤ、右側がスリップサインが出たタイヤ断面のイラストです。
俗に言う「スリップサインが出たから交換しなきゃ」とは、画像右側の状態です。この状態のタイヤを使い続けるのは大変危険で、雨天時にスリップしたり、制動距離が伸びるなどの危険が伴います。
タイヤを長く使うコツ
延命のコツ①:紫外線に当てない
紫外線はバイクのボディーだけでなく、タイヤの劣化も早めてしまいます。バイクを屋内に保管するか、屋外の場合はバイクカバーをかけて紫外線劣化からタイヤを守りましょう。
延命のコツ②:急発進や急ブレーキはNG
当然のことながら、急加速や急ブレーキはタイヤの消耗が激しくなります。かといってバイクを楽しむ上で重要な要素となりますので、これは仕方ないですかね(笑)。交通ルールは守りつつ、ほどほどに。
延命のコツ③:空気をこまめに入れる
低い空気圧で長距離走行すると、タイヤの消耗が増える原因となります。指定された空気圧を維持できるように、こまめに空気をいれましょう。わざわざ空気入れを買わなくても、ガソリンスタンドで空気をいれられます。給油のタイミングでついでに空気もいれましょう。
延命のコツ④:洗剤で洗わない
洗剤を使ってタイヤを洗うのも禁物です。洗剤に含まれる界面活性剤はタイヤの劣化の原因となります。タイヤを洗うときは、水洗いorタイヤ専用の洗剤を使いましょう。
この4つを守ると、劣化を最小限に抑えることができます。タイヤは安くないので、最低限できる事をして、無駄な出費を抑えましょう。
タイヤ交換の費用
さていかがでしたでしょうか?安全に楽しくバイクライフを楽しむうえで、タイヤはとっても重要な部品です。定期的にタイヤを確認し、適切にタイヤを管理するようにしましょう。
それでは今回はここまで、最後までお読みいただきありがとうございます。