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DARADARA
バイク歴7年。職業はプロダクトデザイナー。車用品メーカーで商品開発をしていた経験を生かして記事を書いています!
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カスタム・バイク用品系:プロダクトデザイナーとしての知見を使って書いています。
メンテ・整備系:『書籍』で学んだ内容をもとに書いています。
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工具のドライバーについて詳しく知りたい!本記事ではドライバーの使い方、種類、選び方などを詳しく解説。オススメのドライバーは?違いはなに?意外と知らないドライバーの基礎知識。
- ドライバーって色々あるけど違いは?
- 正しい使い方も知りたい!
- オススメはどれ?
【工具】ドライバーの基礎知識!
どうもdaradaraです。今回は整備工具の基本『ドライバーの基礎知識』を紹介します。
ドライバーのイロハが知りたい人向けの内容です。
ドライバーの用途
ドライバーはネジを回すための工具です。JIS規格では『ねじ回し』と呼ばれます。締める緩める系工具の定番です。
先端の形状がマイナスのものをマイナスドライバー。プラスのものをプラスドライバーと呼びます。
規格とサイズ
ドライバーにもサイズがあります。『先端の規格(サイズ)×軸の長さ』で書かれていることが多いです。
整備等で使うなら、プラスドライバーは『No.1』『No.2』『No.3』の3本。
マイナスドライバーは刃幅『5mm』『6mm(5.5mm)』『8mm』の3本が定番です。
家庭用に1本ずつ買うなら『No.2×100』『6mm×100』が良いかなと思います。
正しい使い方
ここからはドライバーの正しい使い方をご紹介します。間違った使い方をするとネジがなめることがあるので注意!
①サイズを確認
まずはネジのサイズに合うドライバーを探します。ネジの溝に差し込んで、一番フィットするドライバーを使いましょう。
画像だと真ん中が一番フィットしてます。
②押す力7+回す力3
ドライバーは押しながら回すのが基本です。押す力が7、回す力が3になるようにして回しましょう。
押すことに集中しすぎて、ドライバーが斜めにならないように注意しましょう。目線はネジに集中!
③硬いネジの場合
ネジが外れない場合は無理に回してはいけません。そんな時に便利なのが貫通ドライバー。
座金部分を1~2回叩いてネジに衝撃を与えて緩みやすくします。
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軸に六角のボルスターがついたドライバーなら、しっかりと押し込みながら、メガネレンチで回すことができます。
整備用に買うなら『貫通』+『ボルスター』付きがオススメ。
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ドライバーの選び方と違い
ドライバーを選ぶ時はこの3箇所に注目しましょう。ここを比較すると安いドライバーと高いドライバーの違いが分かります。
精度の違いは見た目ではわかりにくいので、メーカーや機能で見分けるといいと思います。
参考メーカー:スナップオン、マックツール、TONE、KTC、Ko-ken、ベッセル、アストロプロダクツなど。
ドライバーの種類
ここからはドライバーの種類とオススメを紹介します。ドライバーといっても色々な種類があるので、自分の使い方にあったものを購入しましょう。
スタンダード
スタンダードなドライバー。正直家庭用レベルなら100円ショップので十分。整備用に使うなら、ある程度信頼できて安価なVESSELがオススメです。
ラチェットドライバー
狭い場所に便利なラチェット式のドライバー。スピード重視で外したい時にも重宝します。
スタビ
コンパクトなドライバー。狭い場所のネジを外す時や、サッと片手でネジを回す時に便利。個人的にはラチェットドライバーよりスタビの方が使用頻度が高い。
インパクトドライバー
貫通式ドライバーの強化版。ハンマーで叩くと、軸が回転する構造になっており、衝撃と回転で、固着したネジを外しやすくする商品。
差替えドライバー
軸を交換できるドライバー。家庭用や使用頻度が低いひとならこれで十分かも。
精密ドライバー
極小ネジ用の精密ドライバー。メガネや電子機器などに使われる極小ネジ用です。
オススメはこれ
私が使っているのはKTCのドライバセット。貫通タイプで、ボルスター付き、便利なスタビまで付いて5500円くらいです(執筆時)。
整備用ならこれがオススメです!
バイク整備でよく使う工具
バイク用の工具が欲しい!どんなのが必要?って人は下の記事がオススメ。バイク整備で使う基本的なハンドツールをまとめ紹介しています。
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参考書籍
本記事は雑誌『工具読本Vol.5』の内容を参考に作成しています。監修は日本自動車学校の講師の方々なので信頼度も高い。
ドライバー以外にも、レンチやラチェットなどのハンドツールの使い方、選び方などが紹介されている面白い本です。
工具好きな人、工具の勉強をしたい人は是非参考にしてみてください。
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まとめ
- ドライバーって色々あるけど違いは?
→機能で見分けるとわかりやすい - 正しい使い方も知りたい!
→押す力7、回す力3 - オススメはどれ?
→整備用ならKTC
→家庭用ならVESSEL
今回の記事をまとめると上のようになりました。この記事を参考にご自身にあったドライバーを探してみてください。
ということで今回はここまでです。最後までお読みいただきありがとうございました。