NAKARAI『サビトリキング』をレビュー!使い方と用途!メッキ部品の錆を落としたい人へ

NAKARAI サビトリキング レビュー

記事内に広告を含みます

この記事の著者

運営者(プロダクトデザイナー)

DARADARA

プロフィール

バイク歴7年。職業はプロダクトデザイナー。車用品メーカーで商品開発をしていた経験を生かして記事を書いています!

※記事の信憑性
カスタム・バイク用品系:プロダクトデザイナーとしての知見を使って書いています。
メンテ・整備系:書籍』で学んだ内容をもとに書いています。

★プロフィール詳細
★記事作成に使っている書籍
★Youtube / X(Twitter)

NAKARAIのサビトリキングってどうなの?本記事ではサビトリキングの使い方や特徴を紹介。実際にメッキ部品に施工して効果も検証しています。メッキパーツの手入れに困ってる人にオススメ!

  • サビトリキングって本当に効くの?
  • クレンザーやメタコンとの違いは?
  • 使ってみた感想は?

NAKARAI『サビトリキング』をレビュー!

NAKARAI サビトリキング レビュー

どうもdaradaraです。今回はメッキ用錆取り剤『サビトリキング』のレビューです。メーカーさんから商品を提供していただけたので、実際に使いながら効果や使い方などを紹介していきます。

提供:NAKARAI / 本記事はNAKARAI社に商品をご提供いただき作成しています。

NAKARAI サビトリキング

NAKARAI サビトリキング メッキング
メッキングサビトリキング
メッキの保護メッキのサビ取り

今回紹介するのは右側のサビトリキング。左側のメッキングとよく似てるので間違えないようにしましょう。値段は1本約2000円程度。

created by Rinker
ナカライ(Nakarai)
¥1,727(2024/04/10 07:41:37 Amazon調べ)

付属品

NAKARAI サビトリキング 付属品
付属品
本体、クロス、取扱説明書、ケース

付属品はこんな感じです。本体と説明書、ハンカチサイズの専用クロスが1枚入っています。

用途:メッキの錆び取り

NAKARAI サビトリキング 用途
成分用途
研磨剤、脂肪酸ナトリウムメッキ、金属のサビ取り(クローム用)

クロームメッキ専用の錆び取り剤です。メッキの錆びやクスミを落とす事ができます。

金属磨きは色々あるけど、メッキを磨ける商品ってなかなかないですよね。

使える場所、使えない場所

使える場所使えない場所
クロームメッキ部品(金属,樹脂)
ステンレス
金銀銅メッキ、塗装部品など、クロームメッキ以外の部品

クロームメッキ以外には使えません。金メッキやアルマイトなどには使わないように注意しましょう。

クロームメッキとは:クロム(Cr)という金属を用いた、光沢ある銀白色のメッキ加工です。見分けるのが難しいですが、車やバイクの部品のメッキは大体クロムメッキです。

ピカールやメタコンとの違い

サビトリキング メタルコンパウンド ピカール
メタコンピカール
メッキ使用禁止メッキ 注意して使用

メタコンやピカールは金属用の研磨剤です。メッキごと削り取ってしまう可能性があるので、メッキには使わない方がいいと思います。(ピカールは注意して使用となっています)

一方、サビトリキングにも研磨剤は入っていますが、削りとるというより、メッキの錆に薬品を反応させて取り除くような仕組みらしく、メッキへの負担を最小限に錆を取ることができるそうです。

金属にはメタコンやピカール、メッキにはサビサビトリキング!

▼合わせて読みたい記事▼

実際に使ってみた

サビトリキング 使い方 メッキ

なんとなく商品が理解できたので、実際に使ってみましょう。実験用にアップガレージでいい感じに朽ち果てたメッキ部品を買ってきました。

メッキングを使って、どのくらい綺麗になるか試してみます!

①たっぷり垂らす

サビトリキング 使い方

専用クロスにサビトリキングをたっぷり垂らします。ケチケチせずに沢山使うのがポイントみたいです。

②優しく”なでる”

サビトリキング 使い方

力を入れてはいけません。全体に優しく塗りのばすようなイメージでサーっと伸ばしていきます。

力を入れるとメッキに傷がつくので優しく優しく!

③拭き取る

サビトリキング 使い方

最後に綺麗なクロスで拭き取って作業完了です。

クロスは洗えば繰り返し使えます。作業が終わったら水であらってよく乾かして保管しておきましょう。

検証結果

サビトリキング ビフォーアフター

ビフォーアフターの比較です。左が使用前、右が使用後です。表面のくすみ、軽度のサビが綺麗落ちてピカピカになりました!

NAKARAI サビトリキング デメリット 点錆

でも残念ながら点錆はそのまま残っています。

地金までいっちゃってる錆は取れないみたいですね。こうなる前にサビは落としておきたいものです。

サビトリキング ビフォーアフター

こちらはプラメッキ部品。金属同様、輝きは出ましたが、点錆は残ってしまっていました。

あとは再メッキするしかない

サビトリキング デメリット

サビトリキングで落ちなかったら再メッキするしかないそうです。

NAKARAI社はメッキ屋なので、再メッキ加工も請け負ってるそうなので、どうしても復活させたい人は相談してみてください。

>メッキ工房 NAKARAI|公式HP

使ってみた感想

NAKARAI サビトリキング 感想

日頃から手入れしてる人向けの商品です。

メッキ部品が多いバイクや車に乗っていて、日頃から綺麗に保ってる人なら、1本持っているとメンテが楽になると思います。

逆に、今回の検証の様に、錆び錆びの部品を綺麗する!という目的で購入すると少しがっかりするかも。。

鏡面のメッキはメンテナンスがすごく難しいので、メッキを傷つけず、サビやくすみをピンポイントに落とせるのは非常に魅力ですよね。

created by Rinker
ナカライ(Nakarai)
¥1,727(2024/04/10 07:41:37 Amazon調べ)

まとめ

  • サビトリキングって本当に効くの?
    →軽度のサビやくすみには効果抜群!
  • クレンザーやメタコンとの違いは?
    →メッキへの負担が少ない!
  • 使ってみた感想は?
    →普段からメッキを手入れしてる人にオススメ!

今回の記事をまとめると上のようになりました。サビトリキングは、どんなサビでも落とす無敵の商品!ってわけではありませんでした。でも、愛車を大切に乗ってる人にとってはとってもオススメできる良い商品だったと思います。

メッキの手入れで悩んでた人は是非参考にしてみてください。

ということで今回はここまでです。最後までお読みいただきありがとうございました。