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運営者(プロダクトデザイナー)
DARADARA
バイク歴7年。職業はプロダクトデザイナー。車用品メーカーで商品開発をしていた経験を生かして記事を書いています!
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カスタム・バイク用品系:プロダクトデザイナーとしての知見を使って書いています。
メンテ・整備系:『書籍』で学んだ内容をもとに書いています。
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WAKO’S(ワコーズ)のメタルコンパウンドとは?本記事ではワコーズメタルコンパウンドの使い方、特徴、ピカールとの違いなどを紹介。バイクや車の金属部品のサビ落としに!
- メタルコンパウンドって何??
- 使い方や特徴は?
- ピカールじゃだめなの?
ワコーズのメタルコンパウンドとは?
どうもdaradaraです。今回のテーマは『WAKO’Sメタルコンパウンド』です。購入を検討中の方に向けて、メタコンの特徴や使い方、使ってみた感想などをご紹介します。
WAKO’S メタルコンパウンド
価格相場 | 容量 |
約1500円 | 120g |
WAKO’Sメタルコンパウンド。通称メタコン。アマゾンで1本1500円程度で購入できます。容量は120g。大きさは歯磨き粉くらいあるので、1本あれば結構長く使えます。
未塗装の金属を磨く研磨剤
用途 | 特徴 |
アルミ・ステンレス・スチール・銅・真鍮等の金属磨き用 | 酸化アルミニウム・石油ナフサ/添加剤 |
メタコンは金属を磨く研磨剤です。金属表面の錆び、小さな傷を削り落としてピカピカにしてくれる優れもの。
バイクのスポーク
自転車のペダル
アルミ、ステンレス、スチール、銅、真鍮など表面加工されてない金属に使えます。
塗装・メッキ部品には使えない
使用上の注意 |
塗装部品、メッキ部品、鏡面やヘアライン加工された金属 |
メタコンは塗装部品やメッキ部品には使えません。表面を削りながら綺麗にするので、メッキや塗装を剥がしてしまうからです。
ヘアライン加工されたや、すでにピカピカな部分にも使わないようにしましょう。
ピカールとの違い
メタコンはペースト状でピカールは液体です。ペースト状だと液体のように垂れてこないので使いやすい。
メタコンはピカールより粗目です。実際にステンレスを磨いてみると、微妙な差ではありますが、メタコンは少し研磨跡が残ってるのが分かります。
なんだ、じゃあピカールの方がいいじゃん!って思ったそこのあなた!まだピカールを買うのは早いです。
メタコンは”素早く”綺麗に
メタコンは『素早く』サビや傷を落とす商品。わざと粗めにすることで、サビや傷を落としやすくしているわけです。
部品を鏡のようにピカピカにするならピカールの方がいいけど、くすんできた部品、錆びてきた部品を手早く綺麗にしたいなら、ピカールよりメタコンの方が向いています。
使い方
- チューブから少し出す
- 金属を磨く
- 拭き取る
使い方はとっても簡単。キッチンペーパーにメタコンをつけて、塗り込むようにこするだけでOKです。
試しにアルミスタンドについたサビを落としてみましょう。
こんな感じで擦っていきます。力を入れる必要はありません。優しく円をかくようにこするのがポイント。
だんだん汚れが落ちてきました。白い研磨剤が黒くなって、消えていくまで擦りづづけましょう。
キッチンペーパーの面は変えずにそのまま擦るのがポイント!
研磨剤がなくなってきました。このくらいになったらキッチンペーパーの面を変えて、拭き取ってあげましょう。
使用前と使用後の比較画像です。ばっちりサビは落ちました。メタコンはこんな感じで軽度のサビを素早く落とせるのが特徴です。
大きな傷や錆びは落とせない
メタコンでは大きな錆や傷は落とせません。大きな錆、メッキパーツ、塗装部品にできた錆の落とし方は下の記事で紹介しています。
もしよかったら参考にしてみてください。
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使ってみた感想
非常に使いやすい商品です。正直今までピカールでいいじゃんって思ってましたが、バイクや車用として考えるならメタコンの方が作業性はいいです。
研磨力がピカールより高いのはもちろん、ペースト状の方が垂れなくて使いやすいし、チューブだと必要な分だけ取り出せるので無駄がありません。
まぁすでに評価されてる商品ではありますが、私もメタコンファンになりました。今後このブログでもオススメしていこうと思います。
まとめ
- メタルコンパウンドって何??
→金属のサビや傷を落とす研磨剤 - 使い方や特徴は?
→キッチンペーパーで擦るだけ - ピカールじゃだめなの?
→ピカールより粗目、作業が楽。
今回の記事をまとめると上のようになりました。個人的にはかなりオススメの商品です。部品がちょっと錆びてきた!なんて人は早めにメタコンで落としてあげましょう。
ということで今回はここまでです。最後までお読みいただきありがとうございました。