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運営者(プロダクトデザイナー)
DARADARA
バイク歴7年。職業はプロダクトデザイナー。車用品メーカーで商品開発をしていた経験を生かして記事を書いています!
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カスタム・バイク用品系:プロダクトデザイナーとしての知見を使って書いています。
メンテ・整備系:『書籍』で学んだ内容をもとに書いています。
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バイクにUSB電源を取付ける方法とは?超オススメのデイトナ製USB電源の取付方法を画像つきで分かりやすく紹介しています。FTR223を使って実車取付解説。バッ直、キー連動のメリットデメリット、USBポートのラインナップもあり。
USB電源の種類(ラインナップ)
デイトナ製のUSB電源には3タイプあります。今回はオーソドックスなタイプを使用していますが、シガーソケットが付いたもの、省スペースなタイプがあり、バイクや使用用途に合わせて選ぶことができます。
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今回使用したもの
- デイトナ バイク専用電源2.1A USB 1ポート
- ハサミ
費用 | 作業時間 | 難易度 |
1500円 | 10~30分 | ★★ |
作業時間は 10分~30分程度。取付も簡単です。今回はバッテリーに直接接続する”バッ直タイプ”を使用しました。同メーカーからキー連動タイプも販売されていますので、ご自身の使い方に合わせてお選びください。※配線する際にタンク等を外す場合は別途工具が必要です。
バッ直とキー連動のメリット・デメリット
バッ直タイプ | キー連動タイプ | |
メリット | どんなバイクでも使える。エンジンOFFでもスマホを充電可能。バッテリー自体を充電することもできる(別売のケーブル必要) | バイクのキーをONにした時だけ通電。バッテリー上がりの原因にならない。 |
デメリット | 1週間くらい放置するとバッテリーが上がる可能性あり。 | 12V専用。6V/24V車不可。 ブレーキスイッチが平型端子じゃないバイクには使用不可。 |
→今回使用したバッ直タイプ。オーソドックスなタイプです。
→キー連動タイプのUSB電源ユニットです。ブレーキランプのアクセサリー電源に割り込みさせて使用します。12V車専用。
商品詳細
防水設計 | 取り付け方法を選べる | 省電力&コンパクト | 充電器にダイレクト接続 |
フタを閉めれば防水。電源接続時でもフタが差し込み口を傘のように覆うので急な雨でも安心です。 | ハンドルクランプと、貼り付け式から選択できます。また、別々に取り付けできるほか、単独でも一体型としても使用可能です。 | 省電力&コンパクト 高性能ICを使用したコンパクトサイズのUSB用変圧器は、接続機器を判断し、最適な充電が可能です。 | バッテリー側ハーネスと回復微弱充電器(71199)、トリクル充電器(68586)が、カプラーオンで接続可能です。 |
スマートフォンやナビなどの電源を取り出すことができる電源ソケット。シンプルでコンパクトなボディはコックピット回りのデザインを損ないません。取り出し口の形状はシガーソケットとUSBポートの2タイプ。5種類の組み合わせからお選びください。
出典:デイトナ公式
特筆する製品の特徴としては、「防水設計であること」,「ヒューズが付いている」という点です。デイトナ製以外のものを買う時も、この2つの機能は付いていると安心できます。取り付けに必要なものは付属されているので、これ1個買えば他のものを買う必要はありません。
取付方法
今回はオーソドックスなバッテリー直付け(通称:バッ直)で行います。私は毎日乗るので問題ありませんが、1週間以上バイクを乗らない事がある人は、バッテリー上がりの原因となるので、キー連動タイプを購入すると良いです。
step1:取付位置を決める
まずは取り付け位置を検討します。貼り付けかハンドル固定かの2通りから選ぶことができます。定番はハンドルに固定する方法です。使いやすいところや目立たないところなど、ご自身の使い方に合わせて場所を検討してください。
step2:バッテリーのマイナス端子を外す
バイクのエンジンをOFFにして、バッテリーに繋がっているマイナス端子(黒い方)を外します。※エンジンを切ってもバッテリーは電気を流す事ができます。感電や故障の可能性があり、大変危険ですので、必ずマイナス端子から外しましょう。
step3:バッテリーに接続
マイナス端子を外したらプラス端子も外して、USBソケットのコードをバッテリーに接続します。接続時はプラス端子側から接続しましょう。接続できたらゴムカバーでしっかりと端子をカバーします。
step4:ユニットを固定
バッテリーに接続できたら、ユニットをバイクのフレームに固定します。
配線をイメージしながらケーブルの取り回しも考えて固定位置を考えましょう。付属の結束を使うと簡単に固定できます。タンクの下に設置する場合は、タンクとの干渉がないように注意してください。
step4:カプラー接続
ユニットの固定できたらカプラーを接続し、スマホが充電できるか確認します。カプラー部分は防水性能が弱いので、できるだけ水のかからなそうな場所に固定しましょう。
FTRはシート下のエアクリ付近にいい感じに固定できました。※長期間放置する場合は、このカプラーを外すとバッテリー上がりを防げるそうです。
完成!
あとはタンクなどを元に戻して作業完了です。ちなみに最大出力は2.1Aです。iphoneの純正充電器が1Aなので、純正品より早くスマホを充電できます。
もはやバイクの必須装備になりつつあるUSBポート。スクーター系のバイクには標準で搭載されてきていますが、それ以外のバイクにはなかなか搭載されていません。USBポートがあれば走りながらスマホを充電できるのはもちろんのこと、災害時や停電時でもバイクのバッテリーを使っているのでスマホを充電することができます。
このUSBポートはどんなバイクでも簡単に取り付ける事ができるので、これを機に装着を検討してみてはいかがでしょうか?
それでは最後までお読みいただきありがとうございます。