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運営者(プロダクトデザイナー)
DARADARA
バイク歴7年。職業はプロダクトデザイナー。車用品メーカーで商品開発をしていた経験を生かして記事を書いています!
※記事の信憑性
カスタム・バイク用品系:プロダクトデザイナーとしての知見を使って書いています。
メンテ・整備系:『書籍』で学んだ内容をもとに書いています。
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工具のソケット(レンチ)について詳しく知りたい!本記事ではソケットの用途、種類、違いなどを詳しく解説。全部同じでしょ?違いはなに?誰も教えてくれないソケットの基礎知識。
- ソケットって何?
- 違いなんてあるの?
- オススメはどれ?
【工具】ソケットの基礎知識!
どうもdaradaraです。今回は工具の基礎知識第4弾『ソケット編』です。
たかがソケット、されどソケット。ソケットのイロハをまとめていきます。
ソケットの用途
六角形のボルト・ナットを回すための工具です。単体では使わず、ラチェットなどに取り付けて使います。
六角穴付きボルト用のソケット、ドライバーなど様々な種類があります。
選び方と違い
- 角数
- 差込角
ソケットを選ぶときに見るべきポイントはこの2つ。大事なのは角数と、差込角です。
角数
6角 | 12角 |
接地面が多くなめづらい 作業性は劣る | ボルトに装着しやすい 接地面が少なくなめやすい |
ソケットには6角タイプと12角タイプがあります。
6角タイプは12角タイプに比べて、接地面が多くて舐めづらい=高いトルクをかけられるっていう特徴があります。
反面、作業性は12角タイプの方が高いです。ボルトに装着しやすかったり、ハンドル側の角度や位置を調整しやすいっていう特徴があります。
作業性で選ぶなら12角、確実にしっかり締めたいときは6角。特に理由がない場合は6角タイプがオススメです。
差込角
1/4インチ(6.3mm) | 3/8インチ(9.5mm) | 1/2インチ(12.7mm) |
対応ボルトサイズ 3~14mm | 対応ボルトサイズ 5~27mm | 対応ボルトサイズ 6~46mm |
自転車 | バイクや車 | 車のタイヤ |
差込角も重要な要素。ソケットから買うって人は少ないと思うので、手持ちのラチェットやトルクレンチの差込角に合わせて買うと良いと思います。
最も一般的なのは3/8インチ(9.5mm)。
正しい使い方
ハンドルにつけて使うだけです。詳しい使い方は、ラチェットやトルクレンチの記事に書いてあるのでここでは省略します。
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ソケットの種類
ここからはソケットの種類を紹介します。
ソケットは種類がかなり豊富です。沼にはまらないように注意(笑)
スタンダード
ラチェットやソケットといえばコーケン。ラチェットの記事でも紹介しましたが、ソケットの記事を書く上で欠かせないメーカーです。
私が使っているKTCのソケット。あえてKTCを選んでるというわけではなく、ただ単にKTCが好きなだけです(笑)
ディープ
ナットなどを締めるときに使うソケット。ネジの軸部分が長いと普通のソケットでは締められない、そんなときに使います。使用頻度は結構高い。
スパークプラグソケット
点火プラグ用のソケット。普通のソケットだと長さが足りず、プラグを締めれないので専用品を使います。
マグネット付きが使いやすい。
ヘキサゴンビット
先端が六角になったソケット。六角キャップ付きのボルトをトルク管理したいときに使います。
オススメはこれ
商品名 | 値段 |
AP 3/8DR ラチェットセット TS291 | 約3000円 (本体2,365円 /送料:560円) |
初めて買うならアストロのセットがオススメです。ソケット単体で買うより、ラチェットとソケットのセットがお得。
私もKTCにする前はこれを使っていました!
バイク整備でよく使う工具
バイク用の工具が欲しい!どんなのが必要?って人は下の記事がオススメ。バイク整備で使う基本的なハンドツールをまとめ紹介しています。
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参考書籍
本記事は雑誌『工具読本Vol.5』の内容を参考に作成しています。監修は日本自動車学校の講師の方々なので信頼度も高い。
ラチェット以外にも、レンチやドライバーなどのハンドツールの使い方、選び方などが紹介されている面白い本です。
工具好きな人、工具の勉強をしたい人は是非参考にしてみてください。
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まとめ
- ソケットって何?
→六角ボルトを回す工具の一部。 - 違いなんてあるの?
→角数や差込角 - オススメはどれ?
→初めて買うならアストロのセット!
今回の記事をまとめると上のようになりました。誰に需要があるのかわかりませんが、、。
数年前の何も知らなかった私に向けて書いています!
ということで今回はここまでです。最後までお読みいただきありがとうございました。