ワコーズのチェーンクリーナーとは?使い方や特徴をバイク乗りが簡単解説!

ワコーズ チェーンクリーナー 使い方

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DARADARA

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バイク歴7年。職業はプロダクトデザイナー。車用品メーカーで商品開発をしていた経験を生かして記事を書いています!

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カスタム・バイク用品系:プロダクトデザイナーとしての知見を使って書いています。
メンテ・整備系:書籍』で学んだ内容をもとに書いています。

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WAKO’S(ワコーズ)のチェーンクリーナーってどんな商品?本記事ではワコーズチェーンクリーナーの使い方、水洗いのやり方、特徴などを分かりやすく画像付きで解説。初心者の方、購入検討中の方にオススメ!

  • 使い方が知りたい!
  • 水洗いって必要?
  • 他のクリーナーとの違いは?

ワコーズのチェーンクリーナーとは?

ワコーズ チェーンクリーナー とは

どうもdaradaraです。今回のテーマは『WAKO’S(ワコーズ) チェーンクリーナー』です。ワコーズチェーンクリーナーが気になってる人に向けて、使い方や特徴をご紹介します。

結論としては、使いやすくてオススメの商品です!

created by Rinker
ワコーズ(Wako’s)
¥1,980(2024/04/10 07:59:02 Amazon調べ)

チェーン用の洗浄剤

ワコーズ チェーンクリーナー とは
値段成分用途
約1500円石油系溶剤、非イオン系活性剤、防錆材チェーンの油・グリース汚れ洗浄

チェーンの掃除をするスプレータイプの洗浄剤です。チェーンオイルが化粧水だとすると、チェーンクリーナーは洗顔フォームです。皮脂や汚れを落としてリセットさせるのがこいつの仕事。

基本的な使い方

  1. チェーンに吹き付ける
  2. ブラシでこする
  3. 汚れを水で流す
  4. 水気を拭き取る
  5. チェーンルブを吹き付ける
  6. 1日乾かす

基本的な使い方は上の通りです。チェーンクリーナーでチェーンを掃除して、綺麗になったチェーンに注油してあげる。このサイクルがチェーン掃除&注油です。

バイクなら500km毎にこれを1セットやるのが理想って言われてます。まぁ定期的にチェーンを見てあげて、汚れが溜まってきたら錆びる前にやってあげましょう。

①チェーンに吹き付ける

ワコーズ チェーンクリーナー 使い方

まずはチェーン全体にチェーンクリーナーを軽く吹き付けます。サーっと一周吹き掛ければ大丈夫です。紙やダンボールでガードしながら吹き付けるとタイヤやホイールが汚れません。

ワコーズ チェーンクリーナー スタンド

画像みたいに後輪を浮かせて、タイヤを手で回しながらやると楽チンです。私は100円均一の突っ張り棒で浮かせてます(笑)

kaedear メンテナンススタンド 耐荷重

ちなみに専用品もあります。比べちゃうと安定感とかは全然違いますね。。重いバイクに乗ってる人、突っ張り棒はちょっと。。な〜んて思った人は検討してみてください。下の記事で詳しい商品レビューもしています。

▼レビュー記事▼

②ブラシでこする

ワコーズ チェーンクリーナー 使い方 ブラシ

ブラシで擦って汚れを落とします。付属のブラシでもいいんですけど、コの字のブラシがあると一気に3面掃除できて便利。

隙間にカスが溜まりやすいので、それを掻き出してあげるようなイメージでしっかり落としてあげましょう。

ワコーズ チェーンクリーナー 汚れ

ブラシでこするとこんな感じで黒くなってきます。これはクリーナーの効果で溶け出したオイルや汚れ。。

③汚れを水で流す(注意)

ワコーズ チェーンクリーナー 水洗い

汚れを水で洗い流します。ウエスで拭き取るだけでも問題ないんですが、水で洗い流した方がサッパリします。あと水圧で隙間に入った汚れも落ちてくれます。

使用方法には、水・ウエス・パーツクリーナーで洗ってくだささいと書いてあります。この変はお好みで。私は水派。

ワコーズ チェーンクリーナー ビフォーアフター

上が掃除前、下が水洗い後の比較画像です。まだ少し汚れが残ってますけど、かなり汚れが落ちているのが分かると思います。

ワコーズ チェーンクリーナー ビフォーアフター

別角度から見るとこんな感じです。手で触ってもベタベタしません。サッパリした〜

④水気を拭き取る

ワコーズ チェーンクリーナー使い方 拭き取り

キッチンペーパーや雑巾でチェーンの水気を拭き取ります。怪我しないように気をつけててください。画像は素手でやっちゃってますが、できれば軍手を使いましょう!

理想は、この状態で半日〜1日くらい乾かして水分を飛ばします。ま、私は面倒なのでそのまま⑤に行っちゃいます。

⑤チェーンルブを吹き付ける

ワコーズ チェーンクリーナー チェーンルブ

ワコーズチェーンルブを吹き付けます。この商品には水置換性っていう機能があって、湿ったチェーンでもちゃんと油が浸透してくれます。(普通のルブには水置換性がない)

なので手順④で、チェーンを完全に乾かさなくても問題なし。

⑥スグに乗らずに、1日乾かす

オイルが定着するまで乗らずに乾かします。これをやらないとオイルが飛びっちって、注油した意味がなくなってしまいます。半日〜1日くらい乾かしてあげるのが理想です。

塗装面やゴムにも使えるけど

塗装面、ゴム、プラスチックへの攻撃性が低い商品です。ただし、製品の注意事項には『塗装面、ゴム、プラスチックにかけすぎないようにしてください』って書いてあるので、積極的に使うものではありません。

まぁでも、今まで使ってて塗装が剥げたことはありません。

こんな人にオススメ!

ワコーズ チェーンクリーナー 使い方
  • ワコーズのチェーンルブを使う予定
  • 洗車の時にチェーン掃除もやりたい
  • 何を買えばいいか分からない!

ワコーズチェーンクリーナーは上のような人に最適な商品です。値段も高いし、玄人向けなんじゃない?なんて思うかもしれませんが、どちらかと言えば初心者向けな気がします。非常に扱いやすい。

その証拠に何も知らなかった数年前の私でも、チェーンを錆びさせずに維持することができました。迷ったらワコーズ!

参考文献

カスタム虎の穴 2巻 チェーン

本記事のチェーン掃除方法は、私の愛読書『カスタム虎の穴 (2巻)』の内容を参考にしながら書いています。第二巻ではチェーンの種類、構造、掃除方法などが詳しく書かれているので、気になった人は是非読んでみてください。

注意:結構マニアックです。

▼それ以外のオススメのバイク本こちら▼

まとめ

  • 使い方が知りたい!
    →吹き付けて、擦って、洗い流す!
  • 水洗いって必要?
    →私は水洗い派。意見は分かれる
  • 他のクリーナーとの違いは?
    →濡れたチェーンにも使える!(水置換性)

今回の内容をまとめると上のようになりました。ブログのネタになりそうなので、色々なメーカーのチェーンクリーナを使っていますが、ブログをやってなかったら今でもワコーズのチェーンクリーナーとルブを使っていると思います。