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運営者(プロダクトデザイナー)
DARADARA
バイク歴7年。職業はプロダクトデザイナー。車用品メーカーで商品開発をしていた経験を生かして記事を書いています!
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カスタム・バイク用品系:プロダクトデザイナーとしての知見を使って書いています。
メンテ・整備系:『書籍』で学んだ内容をもとに書いています。
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工具のニッパー(ニッパ)について詳しく知りたい!本記事ではニッパーの用途、種類、違い、使い方などを詳しく解説。樹脂用、硬線用で使い分けよう!
- ニッパーって何?
- どんな種類があるの?
- オススメはどれ?
【工具】ニッパーの基礎知識!
どうもdaradaraです。今回は工具の基礎知識第7弾『ニッパー編』です。
車やバイクをいじる人に向けて、ニッパーのイロハをまとめていきます。
ニッパーの用途
ニッパーは配線や針金、プラスチックなどを切断する工具です。
ちなみにニッパーって伸ばさずに、ニッパって言う場合もあります。KTCはニッパでした。
樹脂用と硬線用
ニッパーにも種類があります。自動車やバイク用だと、プラスチックなどを切るための『樹脂用』と、配線などを切るための『硬線用』の2種類が有名。
樹脂用で配線などを切ると、切れ味が落ちたり、刃がダメになったりするので注意しましょう
選び方と違い
- 用途(刃先)
- バネの有無
- 被覆剥き用の穴
ニッパーを選ぶときに見るべきポイントはこの3つ。
最も重要なのは用途です。上にも書いた通り、自分の使いたい用途にあったものを選びましょう。
私の体感的に、刃先が片刃のものはプラスチック用のものが多い気がします。
バネがついてると連続してパチパチ切るときに便利です。しまうときはバネがない方が便利。
被覆剥きの穴があると、配線の被覆剥きが簡単にできます。
正しい使い方
ここからはニッパーの使い方を紹介します。使い方といっても、基本的には切るだけです。そんなの知ってるぜ!って人は飛ばしてください。
結束バンド編
結束バンドを切るときは、樹脂用か硬線用のニッパーを使います。
樹脂用のニッパーの方が、切り口が綺麗です。仕上がりを気にする人は樹脂用がオススメ。
ちなみに私が使っているのは、KTCの結束バンド専用のニッパー。切れ端が飛ばずホールドできるのが特徴です。
これが結構便利なんです。
配線編
配線カットには硬線用のニッパーを使います。くどいようですが、樹脂用のニッパーを使うと、切れ味が落ちるかもしれないので注意。
硬線用か電工用を使いましょう。
皮膜剥き用の穴があるタイプだと、皮膜を向くときに便利です。
ニッパーの種類
ここからはニッパーの種類を紹介します。たかがニッパーされどニッパー。
強力(硬線)ニッパー
ニッパーで有名なのはクニペックス。1882年創業のドイツの老舗工具屋さん。こう聞いただけで欲しくなりますね。
プラスチックニッパー
意外とコスパが良いのがタミヤのニッパー。私は普段デザイナーをしてるんですが、デザイン業界の人でも、タミヤ工具を使ってる人を見かけます。
精度にうるさそうなプラモデルユーザーが認めた逸品です。
電工用ニッパー (フジ矢)
配線カットや皮膜剥きに特化したニッパー。バイクや整備用だと硬線用ニッパーで代用しちゃう場合が多いです。
結束バンド専用
上でも紹介したKTCのプラスチックニッパー。結束バンド専用なので、ちょっと贅沢な工具です。
私が使っているのはこれ
個人的にオススメなのはKTCのニッパー。流石KTCだけあって、何不自由なく使えています。
でも最善のオススメか?と言われると、趣味程度ならもう少し安いものでも良い気もします。
ただしセットで買うなら話は別。3本同時に買うと結構お得なのでオススメです!
バイク整備でよく使う工具
バイク用の工具が欲しい!どんなのが必要?って人は下の記事がオススメ。バイク整備で使う基本的なハンドツールをまとめ紹介しています。
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参考書籍
本記事は雑誌『工具読本Vol.5』の内容を参考に作成しています。監修は日本自動車学校の講師の方々なので信頼度も高い。
ニッパー以外にも、ラチェットやドライバーなどのハンドツールの使い方、選び方などが紹介されている面白い本です。
工具好きな人、工具の勉強をしたい人は是非参考にしてみてください。
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まとめ
- ニッパーって何?
→配線やプラスチックを切断する工具 - どんな種類があるの?
→樹脂用と硬線用の2種類が有名 - オススメはどれ?
→私はKTCを使ってます!買うならセットがオススメ。
今回の記事をまとめると上のようになりました。ちなみに少し前の私はニッパーに樹脂用と硬線用があるなんて知らず、ホムセンの安いやつでなんでも切ってました。
教えてもらうと納得なんですけど、教えてもらわないと疑問すら持たないこともありますよね。勉強になります。
ということで今回はここまでです。最後までお読みいただきありがとうございました。