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運営者(プロダクトデザイナー)
DARADARA
バイク歴7年。職業はプロダクトデザイナー。車用品メーカーで商品開発をしていた経験を生かして記事を書いています!
※記事の信憑性
カスタム・バイク用品系:プロダクトデザイナーとしての知見を使って書いています。
メンテ・整備系:『書籍』で学んだ内容をもとに書いています。
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NAKARAIのメッキングってどうなの?本記事ではメッキングの使い方や特徴を紹介。使える場所、使えない場所、施工前後比較などなど、メッキ部品の美しさを長く保ちたい人へ。
- メッキングって何?
- 傷を消すことはできる?
- 樹脂メッキ、エンジンなどには使える?
NAKARAI『メッキング』をレビュー!
どうもdaradaraです。今回はメッキ保護剤『メッキング』の紹介です。見たことあるけどイマイチ何の商品か分からない!って人に向けて、使い方や特徴をご紹介します。
NAKARAI メッキング
メッキング | サビトリキング |
メッキの保護 | メッキのサビ取り |
今回紹介するのは左側のメッキングです。どちらもよく似た商品ですが、用途は全然違うのでご注意ください。メッキングの値段は1本約4300円程度。
▼サビトリキングの紹介はこちら▼
付属品
付属品 |
本体、クロス2枚、取扱説明書、ケース |
付属品はこんな感じです。本体、取扱説明書、専用のクロスが2枚入っています。
用途:メッキの保護
成分 | 用途 |
特殊シリコーン | メッキ、金属の錆止め・保護 |
この商品はメッキ専用のコーティング剤です。
綺麗なメッキをいつまでも綺麗に保てるように、特殊なシリコーンで膜を張って保護してくれます。
最近流行りの簡易ガラスコート剤のような感じ。
保護の仕組み
この商品の仕組みを説明した図がこちらです。クロームメッキにある小さな穴を塞ぎ、表面を平らにすることでサビを発生しにくくしてくれるそうです。
使える場所、使えない場所
使える場所 | 使えない場所 |
メッキ部品全般(金属、樹脂) | 200度以上になる部品(エキパイ根元など) |
メッキングはメッキ部品全般に使えます。
樹脂部品のメッキもOK!硬化後は200度まで耐えられるそうなので、マフラーなどのメッキ部品にも使えます。
注意:エキパイの根元付近などの高温になる部品には使えません。
実際に使ってみた
特徴を理解したので実際に使ってみました。愛車のガソリンキャップをメッキングで保護してみます!
①汚れを落とす
まずは汚れを取り除きます。ワックスなどは完全に落としてから使いましょう。台所洗剤で洗車するとワックスを落とせるそうです。
濡れた部品への使用はNGです。十分に乾燥させてから作業しましょう。
注意:この商品は仕上げ剤です。部品に錆やクスミがある人は、サビトリキングでメッキの汚れを落としてからメッキングで仕上げましょう。
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②1~2滴垂らす
専用クロスに適量垂らします。量の基準は、10cm×10cmの範囲に1~2滴です。つけすぎないように注意してください。
私のガソリンキャップなら1滴あれば十分。1本でかなり使えそうです。
③均等に伸ばす
ムラにならないように塗り伸ばします。液体は5~10分で固まり始めるそうなので、それまでに終わるように計算して作業しましょう。
こんな風に虹のようなムラがある状態はNG。
そのまま固まってムラになっちゃうそうです。虹がなくなるまで、しっかり塗り伸ばしましょう。
クロスの綺麗な面を使って伸ばすとやりやすいです。
④24時間で完全硬化
終わったら24時間乾かして完了です。乾燥中は濡れないように注意してください。
しっかり乾かすと強い皮膜が出来上がって、メッキが錆びにくくなるそうです!
比較
試しに半分だけ塗ってみました。これは乾く前の様子です。
多少艶が濃くなった気もしますが、1回塗っただけでは見た目が大きく変わった感じはありません。
光沢成分が入っているので、乾かして塗って乾かして塗るを繰り返すと光沢感がアップしていくそうです!
使ってみた感想
長く大切に1台のバイクを愛したい人向けの商品。
保護剤なので即実感できるメリットはありません。今後5年、10年と乗っていく中で、これを塗っていたか塗っていなかったかでメッキの劣化具合に違いがでるのかなと思います。
また、ワックスのように、何度も何度も塗り重ねてあげるとより効果が倍増するらしいので、そういった行為も含めて楽しめるような人に向いてる商品なのかなと思いました。
まとめ
- メッキングって何?
→メッキのコーティング剤! - 傷を消すことはできる?
→傷は消えない。重ね塗りすると目立たなくなるかも - 樹脂メッキ、エンジンなどには使える?
→200度以下の金属or樹脂のメッキ部品に使える
今回の記事をまとめると上のようになりました。かなりマニアックな商品ですが、旧車やメッキの多い車両に乗っていて、長く大切に乗っていきたいって思ってる人は試してみる価値はあると思います。
ということで今回はここまでです。最後までお読みいただきありがとうございました。