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運営者(プロダクトデザイナー)
DARADARA
バイク歴7年。職業はプロダクトデザイナー。車用品メーカーで商品開発をしていた経験を生かして記事を書いています!
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カスタム・バイク用品系:プロダクトデザイナーとしての知見を使って書いています。
メンテ・整備系:『書籍』で学んだ内容をもとに書いています。
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バイクのACC(アクセサリー)電源ってどうやって取り出すの?本記事では初心者でも簡単にできるバイクのACC電源の取り方を紹介。ブレーキスイッチ、ヒューズボックス、ブレーキライトなどなど。バイクのアクセサリー電源でつまづいた人へ
- ACC電源ってどこにあるの?
- どうやって取り出すの?
- 注意点は?
初心者向け!バイクのACC電源の取り方!
どうもdaradaraです。今回は電装カスタムの基本、ACC電源の取り方を紹介します!
自分でUSB、ETC、ドラレコをつけようと思っている人に向けて、ACC電源の取り方をわかりやすくご紹介します!
①電源取り出しハーネスを使う
初心者にオススメなのは『電源取り出しハーネス』を使う方法です。
やり方は、カプラーを抜いて『電源取り出しハーネス』を間に挟むだけ。
難しそうに感じますが、車種専用品を買えば丁寧な説明書がついてくるので、取付方法で悩むことはありません。
デイトナのHPから適合車種検索ができるのでオススメです。
自分のバイクが適合表に載ってなかった!なんて人は次のステップに進みましょう。
②ヒューズボックスから取出す
次に簡単な方法はヒューズボックスから取る方法です。
エーモンの『ヒューズ電源』という商品を使うと、ヒューズから簡単に電源が取れます。
やり方は、ヒューズボックスを探す→TALEと書いてあるヒューズを抜く→同じA数のヒューズ電源を挿すだけ。
取付方法はエーモンのサイトが見やすくまとめてくれています。
注意:TALEは必ずあるわけではありません。車両によっては、ヒューズボックス内にACCとして使えるものがない場合があります。(その場合は諦めましょう)
https://www.amon.jp/
TAIL(テール)やACCとして使えるヒューズがない!って人は次のステップに進みましょう。
③頑張って自分で探す
最後は自分で探す方法です。
任意の場所から取れるので、ハンドル付近、シート下付近など、取り付ける電装品の位置に合わせて好きな位置から取れるのがメリット。
ちなみに私はこの方法で繋ぐことが多いです。
長くなるので下の項目で詳しく紹介します。
ACC電源の探し方
ここでは定番のブレーキランプの配線を使って、ACC電源を確保する方法を紹介します。
色々な方法があるとは思いますが、このサイトでは『ブレーキレバーの根本』『シート下や側面の配線が集まっている場所』から取る方法を解説します。
補足:ブレーキランプといっても、ブレーキを効かした時に光るランプではなく、常に光っている方のブレーキランプ(ポジション)です。
①ブレーキレバーの根本
ブレーキレバーの根本にある2本の平端子を探しましょう。
これはブレーキスイッチと呼ばれる部品の端子です。この端子のどちらかをACCとして使うことができます。
抜いた平端子に電源テスターを差し込み、マイナス側を車両の金属部分に取り付けて鍵をONにします。
テスターを持ってない人は、実際に取り付ける商品で試しても大丈夫です。まぁでも安いので持っておいてもいいかも。
この状態でテスターが赤く光る方を探してください。
あとはこのキジマの分岐ハーネスを間に差し込むだけ。余った1本をACC電源として使えます。
商品によっては付属している場合があるので、購入前に確認してみましょう。
②シート下や側面
最後はちょっと面倒なやり方です。
ブレーキランプの配線を探して直接接続しちゃいます。
ブレーキランプを外して、キーONで通電する配線を覚えます。
この場合、茶色の線がブレーキランプの+側の線です。配線の色は車種によって異なります。
車両中央付近でケーブルが集まっている場所を探します。
シート下や車両側面に、カプラーやギボシで、複数のケーブルが接続されている場所があると思います。
その配線の中から先ほど覚えた線を探します。
見つけたらその線を分岐して、ACC電源を確保します。
分岐方法は色々ありますが、難しくてよくわからない!って人はエレクトロタップを使って分岐すると簡単です。
エレクトロタップの使い方は、エーモンのサイトがわかりやすく解説してくれています。
https://www.amon.jp/diy/?mode=contents&diy_id=47
注意点
1本のACCにたくさん機器を繋がないようにしましょう。
上で見つけたブレーキランプのACCに、ETC・USB・ドラレコっとどんどん追加していくのはNGです。(コンセントで言うタコ足配線状態)
上の3つの方法は、テールランプの電源を借りている状態。
消費電力の計算をせずに繋ぐと、ヒューズが切れたり、正常に動作しなくなったりするので危険です。
たくさん繋ぎたい人へ
でもETCもUSBもドラレコも繋ぎたいんだ!って人にオススメなのが、デイトナの電源ユニットです。
ACC連動させつつ、バッテリーから電源を確保するので、複数個の機器を安全に接続することができます。しかも設置が簡単。
上の方法で見つけたACCとバッテリのプラスとマイナスに繋ぐだけです。
私も実際に取り付けて、レビュー記事も書いているのでもしよかったら参考にしてみてください。超便利なのでオススメです。
▼合わせて読みたい記事▼
デイトナ『D-UNIT』をレビュー!取付方法や配線図も!超簡単で便利です。まとめ
- ACC電源ってどこにあるの?
→ブレーキランプからとるのが一般的 - どうやって取り出すの?
→カプラー、ヒューズ、自力の3種類! - 注意点は?
→タコ足配線はNG!
今回の記事をまとめると上のようになりました。意外とだれも教えてくれないACC接続。でも1回覚えちゃえば難しいことはありません。
ぜひ挑戦してみてください!