どうもdaradaraです。
今回は憧れのバイクのウインカーをLED化する方法をご紹介。前回は抵抗器の計算方法などを書いていましたが、今回はICリレーを使ってハイフラを抑えつつ、実際に愛車FTR223のウインカーをLED化する方法をまとめていきます。
今回使用したものはこちら
- 54連LEDウインカー G18 4個入り
- ICウインカーリレー 12V 2ピン
- M&Hマツシマ LHN700 ウインカーパイロットハーネス
- エーモン ターミナルセット(中)
- 六角スパナ(6mm)・レンチ(10mm)・ペンチ・ドライバー
交換費用(目安) | 作業時間(目安) | 難易度 |
3500円 | 1時間程度 | ★★★ |
パイロットハーネスについては、車種によって使う場合と使わない場合があります。
ハーネスが必要な車種の見分け方
上の画像のように、メーター付近のウインカーランプが左右で1個の場合はハーネス(整流ダイオード)が必要になります。ウインカーランプが別体で2個の場合はハーネスは不要です。
※ただあくまで経験に基づく判断なので、2個の場合でも必要な場合があるかもしれません。
作業内容
step1 : リレー交換
まずはハイフラや点灯状態になることを避けるために、純正リレーからICリレーに交換します。
FTRのリレーはタンクの真下。なのでまずはリアフェンダー、シート、タンクの順番で部品を外します。さて、上の画像が純正リレーです。本体は四角いゴム部品で固定されていて、引っかかってるだけなので工具などは必要ありません。純正リレーは進行方向側に引っ張ると抜けます。
純正リレーが外せたら、LEDウインカーに対応したICリレーを取り付けます。
step2 : LEDバルブの取付
ウインカーカバーを外し、LEDバルブを取り付けます。FTRの場合はG18という口金が適合します。LEDバルブの取付ができたら、ウインカーの点灯確認をしてください。問題なく点灯したら完了です!
ハザード状態になった方や常時点灯になった方はハーネス(整流ダイオード)が必要です。下の項目に進んでください。
なぜ不具合がでるのか詳しく知りたい方は下の記事も合わせてお読みください。
ハーネスの取付(整流ダイオード)
FTRもウインカーランプが1個なので、ハーネスを取り付けます。今回はM&Hマツシマ LHN700 ウインカーパイロット・ハーネスという製品を使います。
step3 : メーターの分解
電球の配線を出すために、まずはメータを取り外します。FTRの場合は上の画像を参考にそれぞれ外します。黄色の部分はプライヤーと書いていますが、手で外せたら手で外した方が良いです。
ちょっとバキバキに割れてますが、、通常は先ほどの6箇所のネジをはずと中身が取り出せます!笑
中古で買ったバイクなので前のオーナーが転んだのか?中身がバキバキに割れてました、、 なんかガタガタすると思ってたら。。この部分だけ交換できるのか?まぁそれはまた今後考えるとして、今回はウインカーに集中します!
step4 : 配線加工(ハーネス取り付け)
接続のイメージはこちら。まずは取り出したメーターからインジケーターの電球に繋がる水色線とオレンジの線を探します。※他の車種だと色が違うので上の画像を参考にしてください。
見つかったら画像の様に配線をカットしてください。カットできたらケーブルを剥いてギボシを取付られるようにします。
step5 : ギボシをつける
配線が切れたら、付属のギボシを取り付けていきます。
step6 : 点灯確認
配線が終わった状態がこちらです。
黒いアース線をフレームに当てた状態で一度点灯確認を行い、ただしく点滅するか確かめます。問題なく点灯できる事を確認してからケースに戻します。全部戻してからだと大変なので必ずここで点灯確認しましょう!
ケーブルが干渉しないように、気をつけながらケースにメータを収納します。
アース線は車体金属部分固定する必要があるので、メータの配線ケーブルと同じ穴からだします。
スペースがないので他の配線をしまうのが難しいですが、メータとランプユニットの間にギボシを詰め込むと入りました。ついでに破損パーツを瞬間接着剤で固定してみました。。パテでの修復歴もあるようで、もうボロボロです。まぁとりあえず固定できたので、部品が見つかるまではこれで様子をみます。
step7 : アース線の固定
先ほどのアース線を金属部分に固定します。メーターのステー固定用のボルトなどがおすすめです!
作業はこれで完了です!いかがでしたでしょうか?配線加工が必要なので、少々手間はかかりますがこれでウインカーをLEDにすることができます。パッパと光るウインカーはLEDならではです。LED化を検討されている方の参考になれば幸いです。では今回はここまで!