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運営者(プロダクトデザイナー)
DARADARA
バイク歴7年。職業はプロダクトデザイナー。車用品メーカーで商品開発をしていた経験を生かして記事を書いています!
※記事の信憑性
カスタム・バイク用品系:プロダクトデザイナーとしての知見を使って書いています。
メンテ・整備系:『書籍』で学んだ内容をもとに書いています。
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バイクにフォークブーツを付けたい!本記事では自分でできるバイクのフォークブーツ取付け方法を紹介。フォーク着脱手順、トルク、使用工具、費用などを詳しく解説。整備やカスタム好きにオススメの記事です。
- フォークブーツの付け方が知りたい!
- 自分でもできるの?必要な道具は?
- やり方を詳しく教えて欲しい!
バイクにフォークブーツを取り付ける方法!
どうもdaradaraです。今回のテーマは『自分で出来るフォークブーツの取付方法』です。愛車FTR223にフロントフォークを取り付けつつ、やり方や注意点をご紹介します。
フォークブーツを付けたい!って人は是非参考にしてみてください。
注意:初心者にはハードルが高い!
今回のカスタムは難易度高めです。私は整備に詳しい知人に手伝ってもらいつつ、細かい部分はサービズマニュアルを参考にしながら作業しました。
今回使ったフォークブーツ
今回もキジマのフォークブーツを購入。2個入りでアマゾンで3000円くらいで購入できます。肉厚で光沢のある上質な商品です。FTRとの適合もあるので安心。付属品として固定用の結束バンドもついています。
使った工具
- レンチやソケット(8・12・14・17mm)
- トルクレンチ (30~65Nm)
- メガネレンチ+ゴムハンマー(ボルトが硬いとき)
- プラスドライバー
- ジャッキ
- 木の板 (25x60mm 長600mm)
- パーツクリーナー (できれば樹脂対応)
- シリコンスプレー ウエス (キッチンペーパー)
- 万能グリス (写真はシリコングリス)
- サービスマニュアル
費用 | 時間 |
工具あり:3000円 工具なし:1万円? | 2時間くらい |
取り付け時に使ったものがこちらです。特殊な工具は必要ありませんでした。ただし、重要部品の着脱があるのでサービズマニュアルは必須です。ジャッキはパンダジャッキ2本+木材を使いました。
フォークブーツ取付の流れ
- ジャッキで持ち上げる
- キャリパーを外す
- シャフトを抜く
- タイヤを取る
- フォークを抜く
- フォークブーツ取り付け
- 元に戻す
- 結束バンドで固定して完成
作業手順はこんな感じです。フォークブーツの装着は結構大掛かりな作業になります。軽い気持ちでやるには面倒すぎるので、私はフォークOHのタイミングで装着しました。何かしらを交換するときのついでにやると良いと思います。
▼フロントフォークOHの記事▼
2りんかんでフロントフォークをオーバーホール!費用と作業内容は?PIT作業風景画像あり
ジャッキアップの方法
持ち上がれば何を使っても大丈夫です。私はパンタジャッキ2本+木材を使って持ち上げました。ただこの方法はあんまりオススメできません。パンタを二本同時に一人で回すのは非常に難しかったです。。
オススメはこのバイク専用のジャッキです。Amazonで300件近くレビューがつく定番の人気の商品。値段も5000円くらいで手が出しやすいし、FTRユーザーも使ってる人が多いです。頻繁にメンテ系をやる人は持ってて損のない商品だと思います。私も購入を検討中。でも場所とるからな〜。
部品取り外しの順番
- キャリパーを取り外す
- スピードメーターケーブルを外す
- アクスル割じめボルトを緩める
- アクスルシャフトを抜く
- タイヤを取る
- フェンダーを取る
- ブリッジのボルトを緩める
- フォークを抜く
この手順で各種部品を取り外しました。外すのは簡単なんでサクサクと進みます。タイヤを外した瞬間にバイクは超無防備になるので転倒しないように、細心の注意を払ってください。
ブリッジのボルトを緩めてもフォークが抜けにくい場合は、ラスペネを吹きかけると外しやすくなります。
ブレーキキャリパーを外したら
キャリパーはビニール袋に入れてハンドルやミラーに引っ掛けておきましょう。宙ぶらりんだと引っ掛けて故障の原因になります。
またキャリパーを外した状態でブレーキに触らないようにしてください。油圧で締まって取り付けが困難になります。締まっちゃったら指でパットを力強く押し込んで隙間を作ってください。
フォークブーツを取り付ける
ようやく本題のフォークカバーの取り付けです。といっても差し込むだけですが。。私は、取り付ける前にフォークチューブの脱脂をして、シリコンスプレーでコーティングしてから取り付けました。
逆の手順で取り付ける
あとは逆の手順で車体に取付けます。
FTRのトルクは上の画像の通りです。ゴールが見えてくると気が緩みがちなので、固定する順番とトルク管理だけは確実に行ってください。
結束バンドで固定して完成
最後に付属の結束バンドで固定したら完成です。中の空気が少なくてイビツな蛇腹になってますが疲れたからOKって事で。。装着後はフォークを動かしたり、テスト走行をして異音や誤作動がないか確認しましょう。
切って貼るのはオススメしない
ちなみにフォークブーツを切って、巻きつける方法はオススメしません。私も試しましたが、すぐに破けてしまいました。。接着剤ごときじゃバイクの振動には耐えられません。やろうと思ってた人は、もう一度考え直したほうがいいと思います。
▼横着して失敗した時の記事▼
【工具不要で簡単カスタム】バイク用フォークブーツを切って巻いてみた!耐久性は・・・
最後に
さて、いかがでしたでしょうか?多少ざっくりとした説明になりますが、フォークブーツの取付方の流れや方法は説明できたかなと思います。
フォークブーツはずっと付けたいと思ってた部品だったので、念願叶って大満足です。いや〜良かった良かった。皆さんも是非挑戦してみてください。
という事で今回はここまで!最後までお読みいただきありがとうございます。