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運営者(プロダクトデザイナー)
DARADARA
バイク歴7年。職業はプロダクトデザイナー。車用品メーカーで商品開発をしていた経験を生かして記事を書いています!
※記事の信憑性
カスタム・バイク用品系:プロダクトデザイナーとしての知見を使って書いています。
メンテ・整備系:『書籍』で学んだ内容をもとに書いています。
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どうもDaradaraです。
私用でバタバタしており、すっかり更新が遅れてしまいました。
久しぶりの今回は、前回レストアした”スーパートラップマフラー”を黒く塗装していきます。自宅の庭で簡単に出来る内容となってますので、気になった方は参考にしてください。
今回使ったもの
- スーパートラップマフラー
- ワコーズ HR-B耐熱塗料 ブラック
- その他 (パーツクリーナー,手袋,ダンボール,やすり)
費用 | 作業時間 | 難易度 |
約2400円 | 3~4時間 | ★★★ |
※その他の費用は含まれません。
作業時間は長いですが、ほとんどは乾かす時間です。やる気さえあれば作業は簡単です!
作業内容
屋外で塗装する場合の注意点
真冬や湿度が高い日は塗料が乾きづらくなるので塗装には不向きです。また風の強い日もNGです。埃が塗装面についたり、吹き付けた塗料が部品に着く前にで流されてしまい、ムラの原因になります。カラッと晴れた風のない日が塗装日和です。
塗装前の準備(足つけ)
塗装を始める前に全体を軽くヤスリでこすります。足つけという作業で、塗装ののりをよくする目的です。深い傷をつけすぎると塗装しても残ってしまうので、鏡面が曇るくらいで大丈夫です。
塗装前の準備(脱脂)
足つけができたら脱脂作業です。シリコンオフやパーツクリーナーを吹きかけて脱脂します。油分が残ってるその部分だけ塗装がのらなかったりしますので、必ず脱脂しましょう。
今回脱脂にパーツクリーナーを使用してますが、樹脂部品を含む場合はシリコンオフを使いましょう。
- 樹脂パーツにはシリコンオフ
- 金属パーツにはパーツクリーナー
塗装(1回目)
さて、各種下準備ができたらようやく塗装です。1回目は全体にうっすら吹きかけます。
1度に全部塗る必要はありません。吹き付ける面を決めたら一定方向に動かしながら吹き付けます。塗装は卵焼きのように、何層にも重ねて塗りつけることで丈夫な塗装面になります。
塗料はワコーズの耐熱ブラックを使用しました。エキパイ部分は700度くらいになるそうなので、普通の塗料だと剥がれてしまいます。マフラーを塗装する場合は必ず耐熱塗料を使いましょう。
塗装(2回目)
10分から15分程度乾かしたら、2回目の塗装にはいります。1回目と同様に薄く満遍なく塗装します。ついでにボルトやエンドキャップにも吹き付けましょう。
重ね塗りして塗装完了
そんな感じで3~4回重ね塗りをしたものがこちらです。どうですか?ワコーズの塗料が塗りやすいというのもありますが、大きなムラも無くとても綺麗に塗ることができました。
加熱乾燥
塗装が完了したら焼き入れ作業です。耐熱塗料は通常の塗料と異なり、自然乾燥だけでは硬化しません。150度以上で1時間程度熱する必要があり、、まぁ近所を1時間走れば十分です。
ビフォーアフター
組み立てた状態が上の画像です。左が塗装前、右が塗装後。とってもいい感じ!黒くして正解でした!引き締まった感じがしてとってもかっこいい。こうなるとエンジンも黒く塗装したいところです。。
横から見るとこんな感じです。なんか高級感がでましたね。我ながらいい感じに塗装ができて満足です。
追記:2年経過後の様子
あれから2年後の現在の様子がこちらです。若干白っぽくなった気もしますが、錆びが出たり塗装が禿げたりはしていません。素人レベルの塗装でこれだけ長持ちすれば万々歳。
近くで見るとこんな感じ。流石ワコーズ!驚きの耐久性です。これなら自信を持って人にオススメできます。耐熱ブラックで迷ってるならワコーズがオススメですよ!笑
最後に
さて、いかがでしたでしょうか?マフラーの色を変えただけでもイメージが大きく変わります。気になった方は参考にしてみてください。それでは最後までお読みいただきありがとうございます。