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運営者(プロダクトデザイナー)
DARADARA
バイク歴7年。職業はプロダクトデザイナー。車用品メーカーで商品開発をしていた経験を生かして記事を書いています!
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カスタム・バイク用品系:プロダクトデザイナーとしての知見を使って書いています。
メンテ・整備系:『書籍』で学んだ内容をもとに書いています。
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染めQってどんな商品?本記事では染めQの仕組み、特徴、使い方、使える素材、使えない素材、デメリットなどを紹介。染めキューが気になっている人にオススメの内容です。
- 染めQってどんな商品?
- 他のスプレーとの違いは?
- 使える素材は?使い方は
染めQとは?使い方や特徴!
どうもdaradaraです。今回のテーマは『染めQ』についてです。染めQが気になっている人に向けて、仕組みや使い方をご紹介します。
用途
用途 |
バッグ・靴等の色変え・補修に |
染めQはバッグや靴等の『色変え』や『補修』が手軽にできるスプレータイプの塗料です。バッグや靴の色を変えてみたり、色あせた革製品を染め直したりする時に使います。
70ml | 264ml |
塗り面積 0.2~0.4m | 塗り面積 0.7~1.2m |
価格相場 約600円 | 価格相場 約1600円 |
容量は70mlと264mlがあって、値段は70mlが600円、264mlが1600円程度です。
一般的な塗料との違い
普通の塗装スプレーとの違いは『粒子の細かさ』です。染めQは粒子が細かく、素材表面の微小な隙間に入り込んで密着してくれます。
実際に素材に染み込んでいるわけではなく、隙間に入る→染めたような風合いになるという仕組みです。
しっかり隙間に入り込むことで耐久性も高くなります。なので折り曲げたり伸ばしたりしても塗料が剥がれにくいそうです。
革に使えるのはしっかり隙間に入って密着するから!
成分
成分 |
合成樹脂(アクリル)、有機溶剤、顔料 |
成分は合成樹脂(アクリル)、有機溶剤、顔料。車の補修用塗料で有名なボデーペンもアクリル塗料だそうです。
塗料自体は一般的なもので、粒子の細かさが他と違うということかもしれません。
使える素材
適応素材 |
本革、ビニールレザー、合成皮、プラスチック、木材など |
本革、ビニールレザー、合成皮、プラスチック、木材に使えます。よくスニーカーを塗装している人がいますが、布は適応素材に含まれないので注意しましょう。
使えない素材
不適応素材 |
爬虫類の革、シリコン、PE素材、発泡スチロール、溶剤に弱い素材、撥水加工してある素材、著しく劣化している素材 |
これらの素材には使えません。注意すべきはPE素材。PE素材は一般的にスーパーの袋や乳白色のボトルなどに使われます。
プラスチックの中でも『袋や乳白色の容器』には使えないっと覚えて覚えておきましょう。
使い方は普通のスプレーと同じ
使い方は普通のスプレーと同じです。吹き付ける素材を脱脂して、上から染めQを吹き付けるだけ。
色あせたバイクのグローブがこんなに綺麗になります。ちなみに画像は私のバイク用グローブを染めQで染めた時の画像です。
詳しいやり方は下の記事を読んでみてください。
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紫外線で劣化したプラスチックもこの通り。こちらも下の記事で詳しく紹介しています。
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デメリット
デメリットは普通の塗料よりは値段が高いこと。普通の塗料の倍くらいするので、自動車の部品など、大きな素材に使おうとすると結構本数が必要になります。
でも出来栄えはとても満足できるものです。
個人的な感想
私は色変えより『補修用』として使っています。所詮は缶スプレー。本当に染めているわけではないので、半年くらい経つと徐々に色が落ちてきてしまうからです。
アマゾンのレビューを見ていても、色変更用として購入した人が低評価を入れていることが多いです。期待しすぎは厳禁。
なので私は、色があせてきちゃった革製品や樹脂部品の補修用としてこの商品をオススメします。
まとめ
- 染めQってどんな商品?
→普通のスプレーの粒子が細かい版 - 他のスプレーとの違いは?
→耐久性が高い、曲げても剥がれずらい - 使える素材は?使い方は
→主に革やプラ用。吹き付けるだけ!
今回の記事をまとめると上のようになりました。染めQってすごい特殊な塗料なのかと思っていたけど、特殊なのは粒子で塗料自体は一般的なアクリル塗料でした。
上手に使うととても良い商品なので、購入を検討中の方は是非参考にしてみてください。
ということで今回はここまでです。最後までお読みいただきありがとうございました。