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運営者(プロダクトデザイナー)
DARADARA
バイク歴7年。職業はプロダクトデザイナー。車用品メーカーで商品開発をしていた経験を生かして記事を書いています!
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カスタム・バイク用品系:プロダクトデザイナーとしての知見を使って書いています。
メンテ・整備系:『書籍』で学んだ内容をもとに書いています。
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ガソリン車の廃止でバイク業界が衰退?本記事ではバイク業界の今後を考察。2035年のガソリン車販売禁止で業界はどう変わる?EV化によって変わるバイク業界について素人が一生懸命考えました。
- バイク業界って今後どうなるの?
- 電動バイクって主流になる?
- 10年後ってどうなってるのかな?
バイク業界の10年後はどうなってる?
どうもdaradaraです。今回は『バイク業界の今後(将来)』というテーマです。曲がりなりにもバイクブログを運営している者として、今後予測できるバイク業界の変化を考えてみました。
色々ツッコミどころがあるかもしれませんがご了承ください。ボケーっと思いつくままに書いていきます。
’30年には強制的にガソリン車を排除
- 2024年頃に新しい排ガス規制(ユーロ6)
- 2030年頃にEUでガソリン車の新車販売を禁止
この二つの規制によって、10年後くらいにガソリンエンジンのバイクがなくなる可能性があります。『電動バイクってなんか微妙だよね〜』なんて言ってる間に、電動バイク(EV)しか乗れない時代になっているかもしれません。
「ユーロ6」で、大幅な強化が噂されている。詳細や導入時期は今後煮詰められるが、馬力ダウンや重量増、コストアップを余儀なくされるとの情報。
(引用:Yahooニュースから一部抜粋)
既に世界各国がガソリン&ディーゼル車の販売禁止を表明しており、北欧やドイツで’30年から開始予定。イギリスや台湾は’35年、フランスとスペインは’40年までに全面禁止となる。東京都が’40年代までに販売ゼロを目指すなど日本も流れから逆らえない
(引用:Yahooニュースから一部抜粋)
そもそもなぜ電気なのか?が気になる人は下の記事がオススメです。
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変化は既に始まっている
この排ガス規制(ユーロ6)はかなり厳しくなると予想されていて、もう今までの様なバイクは作れなくなるかもしれないそうです。
最近ホンダが発売したCBR1000RRRは、そんな規制を前に、ガソリン車の集大成としてハイパフォーマンスな究極の1台を!っていう記念碑的な意味もあるとか。なんか悲しいですね。。
電動バイクが主流になるとどうなる?
- メンテが減ってバイク屋が激減
- バイク用品メーカーの激減
- ガソリンスタンドの減少
- ハッキングソフトが社会問題に
- 新規参入のバイクメーカーの登場
- 古いバイクをEV化できるサービス登場
- バイクと車の中間みたいな車両の登場
- そのバイクのサブスク化が加速
- バイクはネット注文が常識に
- あと暴走族がいなくなる
こちらが私が考える10年後のバイク業界の変化です。想像の範疇にあるもの、どっかで聞いた事ある事も多いかと思いますが、みなさんも未来を想像しながら読んで見てください。
メンテが減ってバイク屋が激減
EV車はモーターなのでオイル交換不要です。回生ブレーキを使えばブレーキパッドも減りません。あとバッテリーも何十万キロも使える物が搭載されているらしいです。
EV化によって部品点数が大幅に削減され、消耗品の交換が減って、整備中心のバイク屋さん、部品商は経営が厳しくなりそう。
バイク用品メーカーの激減
例えば電動バイクにはマフラーがありません。それ以外の部品も電子制御で繋がっていたり、標準でLEDが搭載されているので、気軽に交換出来る部品が殆どありません。
ちなみに2019年にはカー用品メーカーで有名な、ナ◯レックス、ミ◯リードが潰れてしまいました。バイク業界も同じような事が起こりそう。
ガソリンスタンドの減少
ガソリン車が減ればガソリンスタンドも不要です。電動バイクは充電に時間がかかり、回転率が悪いので、従来型のスタンドとは相性が悪い。コンビニやスーパーの駐車場で、充電しながら買い物をする感じになりそうです。
ガソリンスタンドの利用者が減る→ガソスタが潰れる→ガソリン車ユーザーも減っていく。。
ハッキングソフトが社会問題に
電子制御をハッキングして中型バイクを大型並みの出力に!なんていう原付のリミッター解除みたいな装置が出回りそう。車検の時だけ元に戻せば分からないですからね。
新規参入のバイクメーカーの登場
簡単に作れるからベンチャー企業がバイク業界に参入!まぁすでに中国企業は入ってきていますが、、。まだまだ認知度は低いので、これを日本企業は驚異と思って欲しいものです。
古いバイクをEV化できるサービス登場
ガソリンエンジンのバイクをEV化できるサービス。自動車だと既にあるのでバイクにもあるかもしれませんが、こういうサービスは人気でそうです。スーパーカブのEV化キットとか。そうなったら私も愛車FTRをEVにします。
バイクと車の中間みたいな車両の登場
バイクと車のハイブリッドの様な車両の増加。YAMAHAがモーターショーで発表していましたね。時代的に利便性やコスパが重要視されているので、バイクの維持費で車の快適性が味わえる!そんな謳い文句の車両が増えそうです。
そのバイクのサブスク化が加速
で、上の様なバイクをカーシェアリングに使う。車の半分のサイズなら駐車場に2台停められるので、車の倍スペースを活用出来ます。最近は3輪バイクも増えてきていて、転倒リスクが低くなって運用もしやすそう。
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バイクはネット注文が常識に
ディーラーで買う時代は終わり全てネット注文に。わざわざディーラーに行って、見積もり→申し込み→受け取り→その後の整備も依頼!なんていうやり方は時代錯誤。確かテスラは全てネットで注文できます。
あと暴走族がいなくなる
(2020.11.04 書き忘れてたので追記です。)
EVバイクになれば暴走族が静かになる。ご想像の通り、爆音マフラーに変えようとしてもEV車にはマフラーがないからです。10年後もまだ生息してる前提になりますが、、。
EVバイクの覇権は何処?
- ウォークマンやガラケーはAppleが淘汰
- TVや家電はLGやサムスンが制覇
- 電気自動車はテスラが先導中
- バイクはいったいどこ?
今はまだEVバイクと言えば〇〇!っていう存在がありませんよね。それがバイク業界のEV化を遅くしている原因な気もします。。10年後にバイク業界を引っ張っているのはどの企業なんでしょうか?
そもそもなんで電気なの?
どうやらCASEっていう考え方が関係しているようです。上の本に書いてありました。下の記事でわかりやすく解説してるので、もし良かったら読んでみてください。多分スッキリすると思います。
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まとめ
- 10年後のバイク業界は徐々にEVの時代に
- ガソリン車は乗りたくても乗れないかも
- EVの波に乗り切れない企業の未来は暗い
今回の記事をまとめるとこのようになりました。私もバイクのカスタムブログをやっているので、他人事ではありません。ガソリン車がなくなれば私の記事の大半は役に立たなくなってしまいます。。
何か対策を打たなければ。。。。
電動バイクのアフリエイトとか出てきたら全力で売り込みますか。単価高そうだし。
なんだか悲しい気持ちになってきたので、今回はここまでにします。最後までお読みいただきありがとうございました。