バイクの峠が怖い人へ!カーブを安全に楽しく走る方法!私はこれで克服しました

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この記事の著者

運営者(プロダクトデザイナー)

DARADARA

プロフィール

バイク歴7年。職業はプロダクトデザイナー。車用品メーカーで商品開発をしていた経験を生かして記事を書いています!

※記事の信憑性
カスタム・バイク用品系:プロダクトデザイナーとしての知見を使って書いています。
メンテ・整備系:書籍』で学んだ内容をもとに書いています。

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バイクの峠やカーブが怖い!楽しくスムーズに曲がれるようになりたい!本記事では、私が実践してる峠の走り方を紹介。バイク歴3年くらいの若輩者が精一杯書きます

  • バイクのカーブが怖い!
  • 峠を楽しく走れるようになりたい!
  • 初心者でもわかるように教えて!

バイクの峠が怖い人へ!カーブを安全に楽しく走る方法!

バイク 峠 走り方

どうもdaradaraです。今回のテーマは『峠の走り方(バイク)』です。経験、本、知人の教えなどを実践してたどり着いた、私なりの峠の走り方を紹介します。

峠の恐怖心を克服したい!楽しくスムーズに走れるようになりたい!って人に向けた内容です。

間違ってたらごめんなさい

バイク 峠の走り方 注意

私はプロライダーではありません。ただの素人バイク乗りが、一丁前にライテクを語ります。なので、プロの意見が知りたい!素人は黙ってろ!なんて思った人は、そっと戻るボタンを押してください。

とはいえ、今回の記事は『ライディング事始め』っていう本も参考にしながら書いています。なので大筋は外してないはず。(本の紹介は後述)

カーブ中の流れ

バイク カーブ 流れ
  1. 直線で減速しきる
  2. ギアも下げる
  3. 直線終わりで前輪ブレーキをチョン
  4. 体重を曲がる方向に移動
  5. 顔と目線は常にカーブの先
  6. 曲がってる最中は我慢
  7. やばい時は体を戻してからブレーキ
  8. 終わりが見えたら少しづつアクセルを開ける

私が峠で意識しているのはこの8つです。それぞれ詳しく説明しますが、まずは一旦流れを把握してみてください。

実はカーブ中より、カーブの手前でどう行動するかが上手に曲がる秘訣です。ここで全てが決まると言っても過言ではない。

①直線で減速しきる(一番重要)

バイク 峠の走り方 減速

まずは直線で完全に減速します。どのくらい減速するかというと、カーブ中に何があっても止まれるくらいの速度です。

危ない:早く入ってブレーキで調整する
安全:遅く入ってアクセルで調整する

経験上、後者の方が安全+スムーズに曲がれます。なのでカーブ手前でしっかりと減速して、曲がってる最中はブレーキを使わないようにしています。

②ギアも下げる(適度にエンブレがかかる状態)

バイク 峠の走り方 ギア

減速後にギアを1段下げます。理由は、カーブ中にブレーキを使いたくないので、エンブレでも速度を調整できるようにする為です。

それと、多少エンブレがかかった状態の方が、バイクが安定してコントロールしやすい+カーブ後に加速もしやすいです。

※既に低いギアで走ってるなら下げる必要はありません。程よいエンブレ状態のギアで突入しましょう。

③直線終わりで前輪ブレーキをチョン

バイク 峠の走り方 ブレーキ

曲がる直前に前輪ブレーキを一瞬かけます(重要)。このブレーキの目的は減速ではなく、前輪に荷重を移動させるためです。

これをやらないと惰性(だせい)で曲がる感じになります。ただ流れに身をまかせるしかない状態。私はこれが恐怖感の原因でした。

やり方:ブレーキは軽くパッと触るくらいで大丈夫。前輪ブレーキをかけて、フロントフォークが一瞬沈み込む感じ掴んでください。

④体重を曲がる方向に移動

バイク 峠の走り方 一次旋回

③でフロントフォークが”沈んだ瞬間”に、体を曲がる方向に寄せます。

この時、バイクを倒す必要はありません。下半身はしっかりニーグリップした状態で、顔と肩とイン側に動かす感じです。イメージ的には片尻あげてオナラする時に似た姿勢(笑)。

ここのタイミングが合うと、吸い込まれるようにスーッと自然にカーブに進入できます。タイミングがずれると効果を発揮しません。ここは練習あるのみ。

⑤顔と目線は常にカーブの先

バイク 峠の走り方 目線

目線は常にカーブの先を見ます。怖がって手前を見ると余計に怖くなります。慣れるまでは、どうしても近くを見ようとしちゃうので、強く意識しましょう。

目だけじゃなくて、顔ごと曲げた方がいいです。常に顔の正面でカーブの先を見てあげるようにします。

⑥曲がってる最中は我慢

バイク 峠の走り方 カーブ

あとは、アクセルと体重移動で調整しながら、カーブの終わりを待ちます。

この時、ハンドルでバイクを操作しようとしないでください。腕の力を抜いてリラックス。操作しなくても勝手にバイクが曲がってくれます。これをセルフステアリングっていうらしいです。

余談、左カーブより右カーブが苦手に感じるのは、アクセルでセルフステアを邪魔しちゃうからとも言われています。

⑦やばい時は体を戻してからブレーキ

バイク 峠の走り方 ブレーキ

止むを得ずブレーキを使うときは、体をバイクの中心に戻してからブレーキ操作をします。

バイクが寝てる時、体がバイクの中心にない時にブレーキを使うと、バランスを崩しやすくなって危険です。

③でバイクを倒してると戻すのが大変ですが、体重移動だけならすぐにバイクは垂直に戻ります。

地面が濡れてる、落ち葉がいっぱいある、地面が凹んでるなどなど、危険を察知したら直ぐにバイクを立てて減速しましょう。

⑧終わりが見えたら少しづつアクセルを開ける

バイク 峠の走り方 アクセル

カーブの終わりが見えてきたら、少しづつ加速します。

加速するとバイクは起き上がろうとするので、いい感じに直線に入れます。加速が早すぎると反対車線に飛び出しちゃうので注意。

あとはこれを繰り返すだけ。

ライテクは走り屋のための技術じゃない!

私はライテク=早く走るための技術→走り屋→危ないって思ってました。だから覚える必要なんてない!この記事を読んでる人も、そう思ってる人も多いのではないでしょうか?

でも少しテクニックを覚えて感じたのは、ライテクは楽しくのんびり走りたい人にも必要な知識だったって事です。

スムーズに走れるようになる→恐怖心が消える→心に余裕が出て、万が一にも対応できるようになります。

今回参考にした本

バイク ライディング事始め 走り方

今回参考にしたのは『ライディング事始め』っていう本です。この本では、曲がり方だけでなく、エンジンの掛け方からウイリーのやり方まで、幅広い知識を学ぶ事ができます。実践的なバイクの教科書って感じ。

この記事のような内容が好きな人なら、是非読んでみて欲しいオススメの一冊です。

最後に

冒頭にも書いた通り、私はただの素人バイク乗りです。そんな私がライテクを語るなど、身の程知らずだとは分かっています。ただ、なかなかこういう情報を書いている記事がなかったので書かせていただきました。

少なくとも私はこの方法で、『峠は怖い』→『峠って楽しい』に変わったので、同じ境遇の人の助けになれば幸いです。

ということで、今回はここまでです。最後までお読みいただきありがとうございました。