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運営者(プロダクトデザイナー)
DARADARA
バイク歴7年。職業はプロダクトデザイナー。車用品メーカーで商品開発をしていた経験を生かして記事を書いています!
※記事の信憑性
カスタム・バイク用品系:プロダクトデザイナーとしての知見を使って書いています。
メンテ・整備系:『書籍』で学んだ内容をもとに書いています。
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どうもdaradaraです。
この記事は、失敗しない中古バイクの選び方を紹介しています。中古バイクの調べ方から、購入までの流れをイラストや画像を使って分かりやすく解説しています。安くてお得な中古バイクを失敗せずに買いたい!という人にオススメの記事です。
私の愛車FTR223も中古車販売店で購入しました。当時の私はバイクの知識がなく、見た目と雰囲気で即決。偶然良い状態のバイクでしたが、今考えれば危険な賭けでした。今回はその経験を活かして『中古車選びで失敗しな方法』をご紹介します。
- 中古バイクを買いたいけど、選び方がわからない
- 中古バイクのドコをチェックすればいいの?
- 中古バイク選びで失敗したくない!
欲しいバイクが決まったら購入方法を検討

ヤフオクやSNSでもバイクが購入できる便利な時代です。安く気軽に買える便利な手段ですが、個人売買にはトラブルも多くオススメはできません。よほどの理由がない限り、中古バイク屋で購入してください。
ネットで調べて中古バイク屋に行き、実車を確認してから購入するという選び方がもっとも失敗を回避出来る方法です。今回は、この方法で中古バイクを購入するまでの流れと、注意事項を紹介します。
中古バイクの調べ方

欲しいバイクや気になったバイクを見つけたら、まずは中古相場を調べましょう。
相場付近のバイクを買えば外れを引くリスクを回避できます。バイクの知識がない方や初心者の方は相場のバイクを選ぶと安心です。逆に相場より安いバイクは、何かしら理由があって安くなっているので、外れを引く確率が高くなります。
中古バイク購入までの流れと注意点
①多少の差なら近所のバイク屋が良い

中古バイクは『人気度』『状態』『年式や走行距離』『色』によって評価され値段が決めらるので、同じ条件であればどのバイク屋でも同じくらいの値段です。価格差が大きくなければ、できるだけ近くのバイク屋で買いましょう。
遠い店舗でバイクを買うと、『実車確認が出来ない』『中古車に不具合があったりトラブルが発生したときに厄介』『自分で乗って帰れなければバイクの陸送費用がかかる』などのリスクがあります。近ければ納車の陸送費用などを抑えられるので、数万程度であれば近場の店舗を選びましょう。
②購入店舗の評価をチェック

①〜②を繰り返して、いい感じのバイクが見つかったら、販売店舗の評価をチェックしましょう。google先生に直接確認すると良いです。売ってるバイクが良さそうでも、店の評判が著しく悪い店舗は避けてください。
③バイク乗りの友人に一緒に行ってもらう

お店の評判が申し分なければ、実際に店舗に行って実車を確認します。もし周りにバイクに乗っている友人がいたら、一緒に来てもらうと安心です。
基本的にバイク乗りはバイクが大好きなので、誘えば必ず食いつきます。『ツーリング仲間が増える』『バイクが見れる』ってだけでもご馳走なんです(笑)。バイク購入検討段階から相談すれば、普段は役にたたない豊富な知識であなたのバイク選びを積極的にフォローしてくれますよ。
④お店に着いたら雰囲気や保管方法をチェック

お店に着いたら店の雰囲気や、店員さんの態度をチェックしましょう。ボロボロのバイクに置いてあったり、店が汚かったり、書類が整理されずに山積みになっていたり、店員のやる気がない場合は帰った方がいいです。
- 店が汚い、ボロボロ
→儲かってない、繁盛してない、バイクの管理や整備が雑。 - 店員のやる気がない、高飛車、すぐ買わせようとする
→問題があった時のアフターケアで揉める可能性
→変なバイクを買わされる可能性あり
⑤バイクの外観をチェック

店の雰囲気もよく、店員さんも親切な方であれば好感度です。目的のバイクの品定めに入りましょう。下のチェック項目を参考にバイクを確認してみてください。
また初心者であれば見栄を張らずに、『初めてのバイクだからどこ見れば良いか分からない』などと言えば、店員さんが色々と教えてくれると思います。

- エンジンやタンク、フレームにサビや傷がないか?
→これらの修理には高額な費用がかかるので注意 - タンク内部のサビがあるか
→中が錆びてれば放置車両の可能性あり。 - フロントフォークのサビや漏れや滲み
→フォークの修理も高額。パッキンのヒビや滲み、錆びがないかを確認しましょう。 - ハンドルストッパーに傷があるか
→ハンドルの回転を止めるストッパーに傷があると事故車の可能性大。 - シートは破れたり、硬くなったりしていないか?
→シートの張替えも修理費用が高いのでチェック - カスタム内容の確認
→中古バイクは大体カスタムされています。店員さんに確認して純正との違いを確認しましょう。 - 事故歴、消耗品の状態を店員さんに確認
→タイヤ、バッテリー、ブレーキ、エアクリ、クラッチなどの消耗品の交換状況を店員さんに確認してみてください。
⑥実際に乗ってみる

車と違って試乗できませんが、またがる事は可能です。実際に跨ってどんな感じのバイクか確認しましょう。特にバイクの重さや足つきなど、これから相棒になるかもしれないバイクなので、慎重に確認してください。
⑦エンジンのかかり具合や異音を確認

店員さんに確認してエンジンを掛けさせてもらいましょう。エンジンのかかり具合や音を確認し、異常がないかをチェックします。エンジン始動を断る店舗があるそうなので、そういう店舗は警戒してください。
- エンジンがスムーズにかかるか?
→かかりにくい場合はバッテリーやセルモーターが劣化している - エンジンから異音がしないか?
→カラカラと変な音がしていたら要注意。わからない場合は他の同一車種と比較してみてください。 - 軽く吹かしてレスポンスをチェック
→一応店員さんに確認してからチェックしてください。
⑧同じバイクがあれば比較してみる

店舗に他の同じ車種があれば、⑤〜⑦を繰り返して比較してみてください。同条件なのに価格の違いがあれば店員さんに確認してみましょう。ネットで紹介していないバイクもあったりするので、焦らずに落ち着いて色々なバイクをチェックしてみてください。
⑨保証内容や整備内容の確認

さて、欲しいバイクが決まったら保証内容や納車までの整備内容を確認しましょう。バッテリーやオイル、タイヤ、クラッチ、チェーン、スプロケなどの消耗品は出来るだけ交換してもらった方が後々楽です。特に走行距離が2万キロ以上であれば、交換が必要な消耗品も増えてくるので、店員さんに相談してみてください。
⑩価格交渉

全ての条件が揃った段階で、価格交渉をしてみましょう。消耗品の交換なども全て含めた総額を出してもらい、『ちなみに少し安くすることってできる?』などと相談すると案外値下げしてくれたりします。ただし繁忙期は店側も強気なので、バイクの売れない冬の時期に行くと交渉は有利になります。
まとめ
さて、いかがでしたでしょうか?いい中古バイクに出会えれば、お得にバイクを楽しむことができます。手間がかかるほど可愛いってのと同じで、消耗品を交換しながらバイクと付き合うのも、バイクの楽しみの一つだったりします。
それでは今回はここまで、最後までお読みいただきありがとうございます。