【バイク辞典】4ストと2ストの違い!特徴や見分け方を紹介します。

4ストロークエンジン(4st)と2ストロークエンジン(2st)の違いを紹介!それぞれのエンジンの仕組みと、メリット・デメリットなどの特徴から、4stと2stの見分け方、オイル、メンテ方法の違いなど、2ストと4ストの詳細を分かりやすく紹介!今更聞けないバイクの基本知識を再確認。

  • 2ストと4ストの違いって何?
  • それぞれのメリットやデメリットは何?
  • 見分け方ってあるの?

 

2ストと4ストの違いとは?

2st 4st 違い

4ストロークエンジン(4st)と2ストロークエンジン(2st)の違いは、吸気・圧縮・燃焼・排気という一連の動作をするまでに、ピストンが何回動くかを基準にして分けられています。

2往復(4回)で行うものを4ストロークエンジンと呼び、ピストン1往復(2回)で行うものを2ストロークエンジンと呼びます。

4ストロークエンジンは4スト、2ストロークエンジンは2ストと略されて使用されます。下の項目ではそれぞれのエンジンの仕組みや特徴を説明します。気になった方は是非読んでみてください。

 

4ストロークエンジンの仕組み

4スト エンジン 仕組み 説明図

上の画像は4ストロークエンジンの動きを表した図です。ピストンが上下に4回動いて吸気・圧縮・燃焼・排気を完了します。この回数が4ストロークエンジンの由来です。単気筒のエンジンを4000回転で回すと、2000回燃焼する計算になります。

 

4ストの特徴とメリット・デメリット

  • 燃費が良く、環境に良い
  • 静かで耐久性が高い
  • 2ストより加速性が悪く、パワーが弱い

4ストロークエンジンは、1行程で1つの動作をするため、エネルギー効率が高いと言われています。燃費環境負荷も低く、現在ではほとんどのバイクや車でこの4ストエンジンをを採用しています。最も一般的なエンジンで、滑らかで快適な走行が得意。

 

2ストロークエンジン

2スト エンジン 仕組み 説明図

上の画像は2ストロークエンジンの動きを表した図です。2ストロークエンジンはピストンが上下に2回動いて吸気・圧縮・燃焼・排気を1回完了します。

単気筒のエンジンを4000回転で回すと、4000回燃焼する計算になり、4ストに比べてレスポンスが良くパワーのあるエンジンです。

 

2ストのメリット・デメリット

  • 加速性が良く、パワーがある
  • 排気音が大きく、耐久性が低い
  • 4ストより燃費が悪く、排気が汚い

2ストロークエンジンは、1行程で複数の動作をするため、パワーと加速性が高く、キビキビと走るれる特徴があります。その反面、エネルギーのロスや環境負荷が高いと言われており、現在ではあまり使われていません。

 

 

2ストと4ストの見分け方

2スト 4スト 見分け方

上の画像は2ストのバイクと4ストのバイクの比較画像です。2ストはチャンバーと呼ばれるパイプを膨らませたような部品を使っています。一方で4ストのマフラーは均一な太さのエキパイになっています。この部分を見れば2ストか4ストかを簡易的に見分ける事ができます。

 

チャンバーって何?

(出典:wiki)

上の画像は2ストのチャンバーの働きを動画にしたものです。画像右側部分がチャンバーで、緑色の気体は混合気です。

燃焼室からはみ出た混合気は、チャンバーの中に滞留し、吐き出して跳ね返ってきた排気ガスに押し戻されて燃焼室に戻ります。2ストは4ストと違い、排気や吸気を止める弁がついていないので、チャンバーを使って不燃焼ガスの排出を押さえています。

非常に頭のいい仕組みですが、全ての混合気が戻る訳ではないので、燃費効率は悪く『2ストは燃費が悪い』と言われる原因の1つにもなっています。

 

 

4ストと2ストのオイルの違い

2スト 4スト エンジンオイル

4ストと2ストはエンジンオイルの使い方も異なります。4ストロークエンジンは、ピストンの下にあるクランクケースにオイルを貯めて、ピストンが滑らかに動くように設計されています。定期的にオイルを入れ替えることで正常な性能を保つことができます。

一方で2ストロークエンジンは、クランクケースにオイルが入っていません。クランクケース内部に混合気が入る設計になっているためです。その代わりに、エンジンオイルとガソリンと空気を混ぜた混合気を出すことで、混合気が潤滑油の役割を果たしています。このエンジンオイルは最後には燃焼室で燃料として燃焼され消えて無くなります。

 

 

2スト 4スト オイル

簡単に言えば、4ストはお風呂で、2ストはシャワーです。4ストは常にオイルに漬かって性能を保ち、2ストはオイルを浴びながら性能を保ちます。

4ストの場合、オイルが汚れてくるので、定期的にオイルを交換する必要があります。2ストはどんどんオイルを消費するので、定期的にオイルを足してあげる必要があります。

 

まとめ

  • 4ストと2ストの違いは、ピストンが動く回数
  • 4ストはのんびり、2ストはキビキビと動く
  • エキパイが膨らんでたら2スト、均一なら4スト

 

さていかがでしたでしょうか?

4スト、2ストが分かるとライダートークもきっと盛り上がります。排ガス規制の影響で2ストのバイクは少なくなっていましたが、海外のバイクや中古のバイクなら購入可能です。興味のある方は是非探してみてください。

それでは最後までお読みいただきありがとうございます。