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運営者(プロダクトデザイナー)
DARADARA
バイク歴7年。職業はプロダクトデザイナー。車用品メーカーで商品開発をしていた経験を生かして記事を書いています!
※記事の信憑性
カスタム・バイク用品系:プロダクトデザイナーとしての知見を使って書いています。
メンテ・整備系:『書籍』で学んだ内容をもとに書いています。
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ASTRO PRODUCTS(アストロプロダクツ)のプレート型トルクレンチってどうなの?本記事ではアストロのプレート型トルクレンチの使い方、メリット、使った感想を紹介。自転車やバイクの整備に最適。
- アストロのプレート型トルクレンチってどう?
- どうやって使うの?
- プリセット型との違いは?
アストロ『プレート型トルクレンチ』をレビュー!
どうもdaradaraです。今回は前回に引き続きアストロのトルクレンチについて。私が愛用しているプレート型のトルクレンチをご紹介します!
自転車やバイクの整備にオススメのトルクレンチです!
AP 3/8DR プレート型トルクレンチ 0-90Nm
差込角 | 測定範囲 | 価格相場 |
3/8DR(9.5mm) | 5~90Nm | 税込2838円 (送料560円) |
紹介するのはこちら。アストロプロダクツのプレート型トルクレンチです。差込角3/8DR、測定範囲5~90Nmとバイクや自転車に最適なスペック。
執筆時の値段は送料込みで3400円程度。
しなりで測るプレート型
棒のしなり具合でトルクを測るトルクレンチです。プレート型、ビーム型と呼ばれています。
トルクレンチ=プリセット型が有名なので、意外と知らなかった!って人も多いと思います。
▼プリセット型のトルクレンチ▼
使い方
ここからはプレート型の使い方を紹介します。間違えると正しく測れないので注意しましょう。
①棒に触れないように持つ
画像はNGな使い方。プレート型トルクレンチのグリップは、固定されておらずカタカタと動きます。
重要:グリップが『棒に触れないように』しながら負荷をかけます。
②指定トルクまでいったらOK
目盛りが希望トルクまで達したら力を抜きます。プリセット型と違って音はならないので、自分でしっかり確認しましょう。
メリット:安くて長持ち
プレート型のメリットは安くて長く使えることです。プリセット型と違って構造がシンプルで壊れずらく、値段も安いです。
目盛りを合わせたり、戻したりする必要もないので、手軽に使えるのもメリット。
デメリット:作業性は劣る
デメリットはプリセット型より作業性が劣ること。トルクをかけながら目盛りを見るのは結構大変です。
画像のようにボルトが下向きについてると最悪。潜り込んで見る感じになります。
メモリは5Nm刻みです。1Nm単位の細かな調整はできません。誤差もプリセット型より1%高いなど、プリセット型に比べて精密さは劣ります。
とはいえ、個人的には素人がやる整備でそこまでの精密さは求められないと思っているので、実際はこのレベルでも全然問題はないと思います。(あくまで私の考えです)
※プリセット型精度:±4% / プレート型精度±5% 同社製比較
バイクと相性抜群
じゃあプリセット型の方がいいじゃん!
デメリットを見るとプリセット型がよく見えますが差込角3/8DR(9.5mm)で設定範囲5~90Nmで3000円のトルクレンチは意外と貴重です。
こちらはFTR223のサービスマニュアル。基本的なボルトの締め付けトルクは4~54Nmです。
バイクの場合、簡単な整備ならこれ1本で足りちゃいます。ネジの位置などによっては使いずらくなってしまいますが、、。
そこさえクリアできれば、個人的にはかなりオススメなトルクレンチです。
まとめ
- アストロのプレート型トルクレンチってどう?
→コスパ最強なトルクレンチ - どうやって使うの?
→メモリまで負荷をかけるだけ! - プリセット型との違いは?
→安くて長く使える
今回の記事をまとめると上のようになりました。私が愛用しているトルクレンチの紹介記事を忘れていたので、慌てて記事にした次第です(笑)
トルクレンチを検討中の方は是非参考にしてみてください。
ということで今回はここまでです。最後までお読みいただきありがとうございました。