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運営者(プロダクトデザイナー)
DARADARA
バイク歴7年。職業はプロダクトデザイナー。車用品メーカーで商品開発をしていた経験を生かして記事を書いています!
※記事の信憑性
カスタム・バイク用品系:プロダクトデザイナーとしての知見を使って書いています。
メンテ・整備系:『書籍』で学んだ内容をもとに書いています。
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2021年のバイク業界はどうだった?本記事ではホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキの4社の決算書から2021年のバイク業界がどうだったかを振り返ります。販売台数は?売上は?今年売れたバイクは?こんな疑問はこの記事が解決。
- 今年のバイク業界はどうだった?
- 各社の売上や販売台数は?
- 今年売れたバイクは?
【2021年】バイク業界はどうだった?売上や販売台数など総まとめ
どうもdaradaraです。2021年もあと少しで終わりそうなので、大手4社の第二四半期決算書類を読んで、2021年のバイク業界はどうだったのか?を振り返ってみました。
注意:本記事は下記リンク先の情報を引用して書いてます。でも所詮は素人の考察です。そんなに信用しないでください。
HONDA: https://www.honda.co.jp
YAMAHA:https://global.yamaha-motor.com
SUZUKI:https://www.suzuki.co.jp
KAWASAKI:https://www.khi.co.jp
昨年より売上アップ!
HONDA | YAMAHA | SUZUKI | KAWASAKI |
第二四半期 4~9月 | 第三四半期 1~9月 | 第二四半期 4~9月 | 第二四半期 4~9月 |
約7兆円 (+21%) | 約1.4兆円 (+28%) | 約1.7兆円 (+32%) | 約7千億円 (+3.6%) |
※()内は前年同期比
第二四半期(ヤマハだけ第三四半期)の大手4社の全体の売上はアップしていました。ちなみにこれは自動車や他の事業の売上も含めた総売上です。
しかもヤマハは過去最高の売上だったらしい。ヤマハ社員はボーナスでウハウハでしょう
HONDA | YAMAHA | SUZUKI | KAWASAKI |
約5千億円 (+124億) | 約9千億円 (+2千億) | 約600億円 (+73億) | 約2千億円 (+670億) |
内、二輪事業の売上がこちら。
こちらも軒並み増収増益でした。ニュースだと半導体不足で供給が遅れてる!なんて言われてたけど、影響があったのは自動車で、バイクにはあまり影響がなかったのでしょうか?
バイクの販売台数もアップ!
HONDA | YAMAHA | SUZUKI | KAWASAKI |
4~9月 | 1~9月 | 4~9月 | 4~9月 |
817万台 (+185万) | 343万台 (+73万) | 78万台 (+10万) | 22万台 (+7万) |
バイクも去年より沢山売れたみたいです。ホンダは去年同期より185万台も多く売れたみたいです。すごいですね。
まさかこれはバイクブームと考えていいのでしょうか???
去年がヤバすぎただけ?
HONDA 2019~2021年の第二四半期の売上推移 | ||
2019 約7.7兆円 | 2020 約5.7兆円 | 2021 約7兆円 |
と思ったら去年がヤバかっただけでした。上の表はHONDAの2019~2021年の第二四半期の売上(全体)です。
これを見ると、去年が低かったから好調に見えるけど、すごい売れたわけではない!というのが分かります。
売上が上がったというより、通常時に回復してきたと考えるのが良さそう。
要因は世界の需要回復+円安
売上が回復した理由は海外市場の回復と円安!というのが各社の見解です。売上の大半を占める海外市場で、コロナが落ちついたのと、円安が売上増に繋がったそうです。
HONDA | アジアで販売が減少したものの、為替影響により 5,055 億円 |
YAMAHA | オフロード系モデルを中心に需要が伸長,インドネシア市場などでは活動制限も緩和され増収・増益 |
SUZUKI | 新型ハヤブサの投入効果や事業体質改善の進捗等により、増収・増益 |
KAWASAKI | 北米向け二輪車、汎用エンジンの増加、欧州+東南アジア向け二輪車の増により増収 前年同期に比べ為替レートが円安で推移したことにより増益 |
国内需要もアップ
2019 | 2020 | 2021 |
約12万台 | 約14万台 | 約14万台 (11月時点) |
近年若干のバイクブームって知ってましたか?コロナの影響で、減少傾向だった国内のバイク販売台数も少しずつ増えています。今年も11月時点で約14万台と来年を上回る勢い。
全盛期の32万台には及ばないものの、少しバイク人口が増えた年でした。
旧車の値段が高騰してるそうなので、バイクを売ろうと思ってた人は今がチャンスかも!(笑)
どんなバイクが人気だった?
1位:SR400
2位:Z900RS
3位:GB350
4位:レブル1100
5位:CB400
引用:https://www.nirin.co.jp/_ct/17493109
今年はこんなバイクが人気だったようです。2021年7月のランキングですが、二輪車新聞のサイトにチラッと載っていたので引用しました。
ここ数年のレブル人気が落ち着き、ネイキッド系が上位3位を独占。GB350などのネオクラシック系がじわじわブームといった感じでしょうか?
ランキングには入ってなかったけど、今年はモンキー、グロム、ハンターカブ、クロスカブなどの小さいバイクも人気でしたね。
ガソリンの高騰の影響は?
引用:https://e-nenpi.com/gs/price_graph/4/1/0/
ガソリン高騰は第二四半期では影響はなさそうでした。9月末~11月でガクッと上がった印象だったので、第三四半期に影響がでるのかもしれません。
自動車は売れなくなりそうだけど、バイクは燃費いいしどうなんでしょう?気になるところです。
ガソリンと言えば、今年はエネキーの記事が人気でした。ガソリン高騰で少しでもお得に!という方が多かったからかもしれません。
これからも有益な情報をかけるように日々アンテナを張っていきます!エネキー便利なので、知らなかった人は是非読んでみてください。
まとめ
- 今年のバイク業界はどうだった?
→コロナ以前に戻りつつある - 各社の売上や販売台数は?
→売上はコロナ以前の水準?
→国内で需要が増えて、販売台数が増加 - 今年売れたバイクは?
→今年はネイキッド系が人気だった
今回の記事をまとめると上のようになりました。素人の推測ではあるのものの、数字や資料を見る限り、海外の市場が回復してきて、コロナ以前の売上に戻りつつある。国内ではプチバイクブームで、やや供給不足気味、中古車の値上がりなどが起きた1年ということだったみたいです。
コロナは大変だったけど、これによってバイク業界が盛り上がるのであれば、バイク乗り兼ブロガーの私にとっては嬉しいことです。
来年はどんな1年になるのでしょうか?