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DARADARA
バイク歴7年。職業はプロダクトデザイナー。車用品メーカーで商品開発をしていた経験を生かして記事を書いています!
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シリコンオフとパーツクリーナーの違いは?本記事ではシリコンオフとパーツクリーナーの違いをわかりやすく紹介。代用はできる?脱脂効果の比較検証もあり。
- シリコンオフとパークリの違いは?
- 代用はできる?
シリコンオフとパーツクリーナーの違い!
どうもdaradaraです。今回は『シリコンオフとパーツクリーナーの違い』についてです。混同しやすいこの2つの違いについて、分かりやすくまとめています。
脱脂効果の比較もあり!
使える材質が違う
シリコンオフ | パーツクリーナー | |
金属 | ○ | ○ |
樹脂 | ○ | × |
塗装面 | ○ | × |
2つの大きな違いは『使える材質』です。シリコンオフは樹脂や塗装面に使えますが、パーツクリーナーは樹脂や塗装面に使えません。(※)
パーツクリーナーを樹脂部品や塗装面に使うと、部品を劣化させたり塗装落ちの原因になるので絶対にNG。
使える材質の幅広さではシリコンオフの方が優秀です。
シリコンオフは塗装前の下処理用
シリコンオフは塗装前の下処理用です。部品についた油分を落とし、塗料がしっかり密着するようにします。
パーツクリーナーは金属の洗浄用
一方、パーツクリーナーは金属部品の洗浄用です。油や埃で汚れた金属部品を洗浄する時に使います。
汚れを落とすことで、結果的に脱脂はできますが、シリコンオフとは用途が異なります。
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脱脂効果を比較
脱脂効果を検証してみました。上の画像はステンレスバッドに556を塗ったものです。
シリコンオフとパーツクリーナーでそれぞれ拭き取って違いをみてみます。
結果はこんな感じ。パーツクリーナー側は拭き残し出てしまいました。ひいきはしてません(笑)
汚れを拭き取る前にパーツクリーナーが乾いてしまうからかも。このような状態だと脱脂が不十分で、塗装に影響する可能性もあります。
何回か拭き取るとパーツクリーナーでも綺麗になりました。うっすら残ってるきもしますが。。
専用品だけあって、脱脂はシリコンオフの方が楽で綺麗です。
代用は難しい?
ちゃんとやるならシリコンオフを使ったほうがいいと思います。
どうしてもパーツクリーナーで代用するなら、拭き残しが出ないようにしっかり拭き取ってあげましょう。それとパーツクリーナーは結露しやすいので水滴にも注意です。
小さいもの、シートタイプのものもあるので、少量でいい!って人はそっちを買うといいかもしれません。
まとめ
- シリコンオフとパークリの違いは?
→シリコンオフは塗装前の下処理用
→パークリは金属の洗浄用
→パークリは塗装面や金属に使えない - 代用はできる?
→パークリでもある程度は落ちる
今回の記事をまとめると上のようになりました。偉そうに書いていますが、実は私も今までパーツクリーナーで代用してきました(笑)
使用頻度低いし、わざわざ買うのもな〜っていう理由です。でも実際に買ってみたら案外色々使えそうだったので、買って正解だったかなって思っています。
ということで今回はここまでです。最後までお読みいただきありがとうございました。