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運営者(プロダクトデザイナー)
DARADARA
バイク歴7年。職業はプロダクトデザイナー。車用品メーカーで商品開発をしていた経験を生かして記事を書いています!
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カスタム・バイク用品系:プロダクトデザイナーとしての知見を使って書いています。
メンテ・整備系:『書籍』で学んだ内容をもとに書いています。
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パーツクリーナーって何?本記事ではパーツクリーナーの用途、使い方、特徴、使える場所、使えない場所などをわかりやすく解説。車、バイク、自転車いじりの必須アイテム。
- パーツクリーナーって何?
- 何に使えるの?使い方は?
- オススメのパークリは?
パーツクリーナーとは?用途と使い方!
どうもdaradaraです。今回は『パーツクリーナー』についてです!
バイク、車、自転車をいじる人に向けて『パーツクリーナー』のイロハをまとめみました。
金属部品の脱脂洗浄剤
パーツクリーナーは、金属部品の油汚れを落とす洗浄剤です。読んで字のごとく、パーツの汚れを落とすクリーナー。通称パークリ。
外したネジ、金属部品に
主に、車やバイクから外した金属部品を綺麗にするときに使います。
例えばオイル交換時だと、ドレンボルトを外したら、パーツクリーナーで洗浄して綺麗にしてあげる!こんな感じの使い方です。
洗い流したら保湿
パーツクリーナーは、必要な油脂類も洗い流してしまいます。もともとグリスやオイルが付いていたら、洗浄後にグリスやオイルを塗り直すことも忘れずに。
闇雲に脱脂すると悪影響を及ぼすので注意しましょう。
例えばブレーキレバーのメンテナンスの場合、パーツクリーナーで綺麗にグリスを洗い流したら、グリスを塗り直して元に戻すような感じです。
もともとグリスや油脂がついてない場所には注油は必要ありません。
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ゴム、プラ、塗装面にはNG
パーツクリーナーは、ゴム・プラ・塗装面には使えません。
一部ゴムプラに使用可能なものもありますが、、影響が少ないという程度なので、積極的に使うものではありません。
私はゴムプラ対応品であっても、シールチェーンにパークリは使わない派です。
速乾、中乾、遅乾
パーツクリーナーには大きく3種類あります。吹き付けてから乾くまでの速度の違いです。基本的に市販のパーツクリーナーはほとんど速乾タイプ。
ちなみに前述の”ゴムプラ使用可能タイプ”もこの速乾タイプです。早く乾くからゴムプラへの影響が少ないっていう考え方みたいですね。製品そのものが対応してるわけではないよう。実はマイナーな中乾・遅乾タイプの方が洗浄力は高いそうです。理由は乾くのが遅い=じっくり汚れを溶かせるから。ただし乾燥時間が長い、値段が高いなどの理由から、あまりメジャーではありません。
プロは速乾で落とせない汚れを、中乾、遅乾で溶かして、速乾で洗い流すっていう使い方をしたりするそうです。頭いい。
使い方
使い方は、汚れに吹き付けるだけです。吹き付けて拭き取るというより、吹き付けた勢いで汚れを浮かせて吹き飛ばすようなイメージです。
ケチケチせずにガシガシ使うのがポイントです。
効果の検証
検証用にステンレス容器に様々な油脂をつけてみました。実際にパーツクリーナーを吹き付けて、どのくらい綺麗になるかを見てみます。
プシューーーー
拭き取るとこんなに綺麗になりました。これがパーツクリーナーの実力です!
結露に注意
パーツクリーナー使用後は部品の結露に注意しましょう。この結露が原因でサビが発生したり、油脂類が劣化したりする可能性もあります。
せっかく綺麗にしても結露した部品を組み込んだら台無しです。
応用編
パーツクリーナーは家庭でも様々なシーンで活用できます。私はよく『ハサミについたノリのネバネバ落とし』『油性マジック消し』に使っています。あとはゴキブリ退治にも効果的。
これは推奨していいのかわかりませんが、整備で汚れた手の汚れもパーツクリーナーで落としたりします(笑)
おすすめのパークリ
私的には、AZのこのキャップがついたパークリが使いやすくてオススメです。
性能が良いというより、キャップが使いやすいからです。正直中身はどれを使ってもほぼ同じ。
画像のパークリもAZのキャップをまとめ買いした安いパークリに付け替えて使っています(笑)
追記:高くなったからこっちの方が良いかも。↓
シリコンオフとの違い
シリコンオフとの違いは下の記事で紹介しています。パーツクリーナーで塗装前の脱脂をしようとしている私のような人がいたら是非読んでみてください。
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まとめ
- パーツクリーナーって何?
→金属部品の脱脂と洗浄 - 何に使えるの?使い方は?
→ボルトや金属部品全般に吹き付けて使う - オススメのパークリは?
→AZのキャップが可動式で便利。
今回の記事をまとめると上のようになりました。バイクや車の整備を始めよう!って思ってる人は是非1本買ってみてください。安いし超便利ですよ。
ということで今回はここまでです。最後までお読みいただきありがとうございました。