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DARADARA
バイク歴7年。職業はプロダクトデザイナー。車用品メーカーで商品開発をしていた経験を生かして記事を書いています!
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カスタム・バイク用品系:プロダクトデザイナーとしての知見を使って書いています。
メンテ・整備系:『書籍』で学んだ内容をもとに書いています。
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COSWHEEL SMART EV(コスウェル スマートEV)ってどうなの?本記事では話題のコスウェルの電動バイクに試乗した感想、製品の外観、原付との違いを画像付きで紹介。免許は必要?購入を検討中の方におすすめ。
- 乗り心地はどうなの?
- 原付や電動自転車との違いは?
- 免許は必要なの?
COSWHEEL『スマートEV』を実車レビュー!

どうもdaradaraです。今回のテーマは『COSWHEEL SMART EV』です。都内の代理店さんに協力してもらい、外観やスペック、実際に試乗した感想なんかをまとめています。
バイク乗りが最新の電動バイクに乗ったらどう感じるのか?その辺りも含めて、購入を検討中の方、気になってる人の参考になれば幸いです。
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COSWHEEL SMART EV

商品名 | 希望小売価格 |
COSWHEEL SMART EV | 209,000円(税別) |
今回紹介するのはこちら。コスウェルっていうブランドから販売されている電動バイクです。製品企画は日本の会社で、生産は中国で行なっているそう。
値段は税抜きで約21万円。スーパーカブが23万くらいなので、原付同等の価格といえます。
サイズ

全長/全幅/全高(※) | 総重量(※) |
1630mm/600mm/1050mm | 約35kg |
サイズ感は一般的な小径車を少し太くした感じ。フレームとかタイヤが太くて、かなりガッチリとした印象です。存在感はかなりあります。
重さは35kg(スーパーカブは96kg)なので、片手で後輪を持ち上げるくらいは余裕です。持ち上げて車に積んだりするのは大変かも。
※カタログ値です。画像は私が測定した実数値
装備

ハンドル周りの装備はこんな感じ。画面に映っているのは全て付属品です。USB充電器付きのスマホホルダーが嬉しいですね。

ヘッドライト
流行りのイカリングLED、ウインカーはシーケンシャル

チェーン
シマノ製の7段変速ギア

ブレーキ
ワイヤー式のディスクブレーキ(前後)

サスペンション
真ん中にショックアブソーバー、フロントは油圧フォーク
自転車用と聞くと若干剛性に不安がありましたが、走っていて不安を感じることはありませんでした。原付クラスならこれで十分なのかも。メンテしやすそうでいいですね。
特徴:3通りの使い方ができる

このバイクの特徴は3通りの使い方ができることです。スイッチを切って漕げば自転車、電源を入れて漕げば電動アシストモード、アクセルを捻れば電動バイクになります。
出先で電池が切れても自転車モードで帰宅できるのは嬉しいポイント。
特徴:見た目がカッコいい

見た目がカッコいいのもこの商品の魅力。1回見たら忘れないお洒落なデザインが特徴的です。最近の原付にはない”ワクワク”さが滲み出てる感じがいいですね。
特徴:最高速は45km、航続は50km

最大速度 | 航続距離 |
45km | 50km前後 |
カタログ上の最高速度は45km、航続50kmです。計算上は東京駅と三鷹駅を往復できる距離。加速性は良く、数秒でトップスピードに乗れます。
ただパワー的に他の車の流れに乗って走るのは厳しい。原付なので仕方ないですが。
特徴:シートの高さを調整できる

自転車と同じようにサドルを調整できます。地上からシートまでの高さは私の実測値で約94cm~120cm。カブのシート高さが73cm程度なので、原付と比べてシートは少し高めです。
デメリット:常に原付扱い(免許必須)

デメリットは法律上は原付扱いって事。仮に自転車モードで走っていても原付なので、運転には原付免許が必要です。もちろんヘルメットも常時着用。
この制約があるので”気軽さ”という面では、電動自転車の方が高いかも。
補足:ただこの辺は法の見直しが進んでいるらしく、今後は自転車モードの時は自転車として扱われるようになるかもしれないらしいです。(2021.07.04時点)
電気代は約16円

充電時間 | 充電1回あたりの電気代 |
6時間 | 約16円 |
充電時間は約6時間です。本体からバッテリーを外すか、本体に直接ケーブルを差し込んで充電します。充電1回あたりの電気代は16円程度らしいので、ガソリンより格段に安いです。
注意:現在の仕様だとナンバープレート干渉してしまい、バッテリーを外すにはナンバープレートを一回外さないといけません。ここは今後改良予定とのこと。
乗ってみた感想

乗った感想は”素直に楽しかった”です。バイクとは違った爽快感というか、坂道を自転車で下ってる時の感覚が永遠続く感じ。
見た目が自転車なのに扱いが原付なので、車の交通ルールに従うのに違和感を感じました(笑)。でも慣れたら問題なさそう。
休日の足やプチ移動に最適

休日の”足”として使うのにオススメな乗り物です。航続距離や出先で充電できないっていう事を考えると、通勤用にガシガシ使うものではないかなと感じました。
休日のちょっとした移動や、散策なんかに使いたい!なんて人にオススメです。
購入から走り出すまでの流れ
- アマゾンや楽天で購入する
- 商品を組み立てる
- 区役所でナンバーを取得する
- 自賠責や任意保険に加入する
商品はアマゾンや楽天で購入可能です。ただし商品は組み立てが必要です。前輪やフロントフォークが外れた状態でくるそうなので、工具がない人、自転車を組み立てたことがない人だと厳しいかも。組み立て方法が書いてある取扱説明書は付いてくるそうです。
面倒だぜ!って人は代理店にお願いして組み立ててもらうこともできるそうです。(取材したお店の工賃は5000円程度)
▼アマゾンで購入を検討中の方へ▼
スペック
項目 | スペック |
航続距離 | 50km前後 |
定格出力 | 500w |
最大速度 | 45km |
充電時間 | 約6h |
防水についての規定値 | IP54 |
登坂角度 | 約20° |
総重量 | 約35kg |
全長 | 1630mm |
全幅 | 600mm |
全高 | 1050mm |
座席高さ調整範囲 | 100mm |
最小回転半径 | 1m |
変速方式3つのモード内容 | 1:0~26km 2:0~36km 3:0~45km |
ブレーキ形式前輪 | ディスク |
ブレーキ形式後輪 | ディスク |
タイヤサイズ | 20×4.0 |
最大積載量 | 120kg |
バッテリーサイズ | 48v/15Ah |
充電電気代 | 約16円 |
(引用:公式ページ)
キックボードタイプもあるよ

キックボードタイプもあります。こちらも原付と自転車の中間的な乗り物ですが、よりレジャー向きな印象。下半身で操縦する新感覚さがより未来っぽさを感じさせます。
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代理店の紹介

本記事は都内の代理店さんに協力してもらい作成しています。多忙なので店名は控えて欲しいとのことでしたので、この記事内では店名を伏せています。
担当者の方は、電動バイクの普及活動をされている方で、週末は奥多摩などの峠で電動バイクを走らせているそうです。このスクーター(上記画像)を見かけた方は是非話しかけてください!っておっしゃってました。
まとめ
- 乗り心地はどうなの?
→自転車で坂道を下ってる感じで楽しい - 原付や電動自転車との違いは?
→原付にはないデザイン
→電動自転車では味わえない爽快感 - 免許は必要なの?
→常に原付扱い、原付免許が必要
今回の内容をまとめると上のようになりました。通勤用としてガシガシ使うというよりは、土日のちょっとした足として使う!みたいな用途に最適なものだと思います。
通勤用なら原付、土日の足ならコレ、レジャーや遊び用として買うなら電動キックボード(別記事参照)がオススメかなと感じました。
購入を検討していた方の参考になれば幸いです。
ということで今回はここまでです。最後までお読みいただきありがとうございました。