バイク乗りがアップルのAirPodsを1年使った感想を全力でレビュー!Airpods(エアポッズ)とバイクの相性ってどうなの?という疑問にお答えします。インカムとどっちを買おうか迷ってる方は参考にしてみてください。
- AirPodsってバイクでも使えるの?
- AirPodsをバイクのインカムにできる?
AirPodsってなんだ?
AirPods(エアポッズ)とは、アップルが発売した完全ワイヤレスイヤホンです。最近使ってる人が増えてきたので、ご存知の方も多いかと思います。『耳からうどん』と揶揄されたあれです(笑)。
ちなみに、完全ワイヤレスイヤホンとは『イヤホンも充電もワイヤレス(無線)』で出来るよって意味です。簡単に言うとBluetoothイヤホンの充電器付き。
私のAirPodsデビューは昨年の12月。それから約1年間使い続けています。完全ワイヤレスイヤホンが超快適!ってのはご存知だと思いますが、バイクとの相性はどうなのか?バイク乗りの視点から『AirPods』をレビューしてみます。
AirPodsのスペック
![]() AirPods (第二世代) | ![]() AirPods pro | |
イヤホンタイプ | オープンイヤー | カナル型 |
イヤホン単体の重さ | 4g | 5.4g |
全体の重さ | 40g | 45.6g |
再生時間 (充電器併用) | 5時間 (24時間) | 4.5時間 (24時間) |
ノイズキャンセル | × | ◯ |
耐水性能 | × | 耐水構造だが防水ではない (IPX4) |
値段 | 17,800円〜 | 27,800円 |
まずはAirPodsのスペックから紹介。こちらが現在発売されている『AirPods』と『AirPods pro』のスペックです。私が使っているのはAirPodsの第一世代なので、この表より若干スペックが劣ります。安いものでも17,800円と競合他社に比べて値段は高め。この辺はアップルあるあるですね。
AirPods proには、ノイズキャンセル機能がついています。電子的に外の雑音を打ち消してくれるので、より音楽に集中できます。ノイキャンはかなり高性能らしく、耳栓としても使えるほどだそうです。
AirPodsに対応しているスマホ
AirPods (第二世代) / AirPods pro |
iPhone 11 Pro iPhone 11 Pro Max iPhone 11 iPhone XS iPhone XS Max iPhone XR iPhone X iPhone 8 iPhone 8 Plus iPhone 7 iPhone 7 Plus iPhone 6s iPhone 6s Plus iPhone SE iPod, Mac, AppleWatch 等 |
Android 対応 |
AirPodsはiPhoneSE、iPhone6以降のiPhoneと、各種アップル製品に対応しています。アンドロイドのスマホでも使えるそうですが、機能が限られるそうなのでオススメはできません。
AirPodsのメリット
お待たせしました。それでは『AirPods』の製品レビューに入ります。まずはAirPodsの良いところやメリットを紹介します。
ケーブルから解放される
とにかくコレ!メガネからコンタクトにした時のような快適さを味わえます。ワイヤレスの快適さはバイクでも同じです。私も以前は有線イヤホンユーザーで、服の内側から有線イヤホンを出して、片耳だけヘルメットの中に押し込んで使っていました。あれが結構やっかいで、絡まったり引っかかったりラジバンダリー!Airpodsを使えば、そんなラジバンダリーから解放されます。
乗ってる時は片耳で、降りた時は両耳
案外便利なのがこれです。運転中は片耳で使って、バイクを降りたら両耳にできます。普通のBluetoothイヤホンだと片耳だけしか使えないし、インカムだとヘルメットとったら使えないので、両耳イヤホンの利点です。
接続が簡単!信号待ちで接続できる
アップル純正なので接続が超絶快適。ケースを開けてイヤホンを耳に差すだけで接続完了。たったこれだけ。ちょっと長い信号ならポケットから取り出して耳にぶっさせます。
ちなみに耳から外せば音楽が止まり、ケースにしまうとBluetoothがOFFになってイヤホンが充電されます。ON/OFFスイッチ、接続スイッチは一切なし。さすがアップル。
軽いから長時間つけてても耳が痛くならない
これは意見が分かれる部分ですが、私にはぴったりです。iPhone付属の有線イヤホンと同じ形なので、付属の有線イヤホンとの相性が良ければ問題ありません。
軽いし薄いのでヘルメット内でも圧迫されません!とっても快適に音楽を楽しめます。車用のBluetoothイヤホンは変に圧迫されたり、装着が甘くて取れちゃったりしますが、AirPodsならそんな心配は無用です。
ローテーションで使える
AirPodsなら片方充電しながら、もう片方で音楽を聴くことができます。Bluetoothは充電がなくなると寂しい気持ちになりますが、AirPodsなら左右を入れ替えればOK!
充電器を使えば最大で24時間使えるので、超ストイックなロングツーリングでも飽きるほど音楽を楽しめます。ちなみに片耳でも2~4時間は使えちゃいます。
結構音質がいい
これも意見が分かれるようですが、私は高音質だと思います。iPhoneの有線イヤホンと同じくらいの印象です。BOSEやSONYには敵わないかもしれませんが、普通に音楽を楽しみたい人なら十分でしょう。運転中にノリノリでシャウトできるくらいの音質はありますよ。
タンデム中に音楽を共有できる
二人乗りをしている時に、片方を相手に渡せば一緒に音楽を楽しめます。有線じゃないから引っ張られる心配もありません。安心してドライブを楽しめます。たまに気分を変えたい時や長距離を走る時に便利です。
15分充電するだけで1~2時間は使える
AirPodsの優れているところは充電時間の短さ。イヤホンを充電器に挿して、15分待つだけで1~2時間くらい使えます。これは本当に素晴らしいです。聞きたい時に充電が無い!って時でも数分待てばOKなので、ストレスフリー。
Airpodsの残念なところ
さてさて、AirPodsが欲しくなってきましたか?ここからはAirPodsの気になったところや、残念なところを紹介します。
通話の評判は最低。。
ここまで完璧なAirPods君ですが、通話の評判は最低レベル。相手の声を聞くのは問題ありませんが、相手に自分の声は届きません。風切り音がひどいそうです。
DARA『もしもーし』
相手『やっほー!何?なんかうるさいけど』
DARA『あ、ごめん今バイク運転してて…』
相手『え?何?聞こえない』
DARA『今バイク運転してて!!』
相手『え?何?風の音がうるさくて聞こえない』
っていう会話を何度もしてきました。若干キレ気味で電話を切られる事もシバシバ。ちなみにフルフェイスでもダメでした。会話できるよ!っていうレビューもあったので、ヘルメットによって異なるのかもしれません。インカムとして購入を検討している人は要注意です。
着信応答はスマホ側でしかできない
本来AirPodsは、イヤホンをタップするだけで着信応答ができます。が、残念ながらヘルメットをかぶった状態でイヤホンをタップするのは至難の技。
仮にタップできても物理ボタンじゃないので、グローブ装着したままタップするのは難しいです。スマホ側で着信応答するしかないので、使い方が限られてしまうのはマイナスポイント。
結局インカムとどっちがいいの?
通話メインならインカム、音楽を聞きたい人はAirpodsがオススメです。インカムを欲しい人は、インカムを買ったほうがいいです。AirPodsはバイク用に作られたものではないので、耐久性や快適性ではインカムに軍配が上がります。
AirPodsはこんなバイク乗りにオススメ
- iPhoneを使ってる人
- 通話より音楽やナビの音がが聞ければいい人
- 一人でバイクに乗ることが多い人
- 周りのバイク仲間がインカム導入してない人
私はインカムを使わないので、AirPodsにして正解でした。ここ最近で一番良い買い物だったと思っています。AirPodsはバイク専用に作られたものではないので、普段使い+バイク運転中も音楽聞きたい!っていう人にはオススメです!
さて、いかがでしたでしょうか?
AirPods欲しくなりましたか?(笑) 超便利なのでオススメですよー!
それでは今回はここまで!最後までお読みいただきありがとうございます。