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運営者(プロダクトデザイナー)
DARADARA
バイク歴7年。職業はプロダクトデザイナー。車用品メーカーで商品開発をしていた経験を生かして記事を書いています!
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カスタム・バイク用品系:プロダクトデザイナーとしての知見を使って書いています。
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バイクや車のプラグって何?本記事ではスパークプラグ(点火プラグ)の役割、種類、違いなどをわかりやすく解説。イリジウムと標準プラグの違いも解説。スパークプラグの全てがわかります。
- 点火プラグって何?
- 交換した方がいいの?
- 標準プラグとイリジウムの違いは?
スパークプラグとは?

どうもdaradaraです。今回のテーマは『スパークプラグ(点火プラグ)』です。初めて聞いた!って人に向けてプラグの基本的な知識をご紹介します。
この記事を読むと、プラグの役割や種類が理解できます!
▼関連記事▼
【1,400円節約】5分でできるスパークプラグ交換方法 FTR223
プラグは火をつける装置

スパークプラグは『混合気に火をつけるライター』の役割を担っています。エンジンを動かすために必要な重要部品です。スパークプラグ、点火プラグ、プラグと呼ばれています。
吸気、圧縮、点火、排気

上の画像は4ストロークエンジンの動きを表したものです。点火プラグは燃焼室に刺さるように取り付けられていて、圧縮された混合気を燃焼させるきっかけを作っています。
点火プラグは2種類

点火プラグには『標準プラグ』と『イリジウムプラグ』の二種類があります。イリジウムプラグの方が高価で、始動性、加速性や燃費が良くなる言われています。
標準プラグとイリジウムの違い
標準プラグ | イリジウムプラグ | |
特徴 | 一般的な点火プラグ | 高性能な点火プラグ |
効果 | ー | 標準プラグより着火性能が高い、始動性、加速性、アイドリング安定性、燃費向上が見込める |
材質 | 白金 | イリジウム |
値段 | 1本300~500円 | 1本1000円程度 |
(引用:NGK公式HP)
両者の違いは材質と形状です。イリジウムプラグの方が、電極を細くできるので、火花が飛びやすくなるというメリットがあります。
火花が飛びやすくなることで、始動性・加速性・アイドリングの安定性・燃費向上が期待できると言われています。
交換時期の目安
バイク | 車 (軽自動車) | |
標準プラグ | 3,000~5,000km | 15,000~20,000km (7,000~10,000km) |
イリジウムプラグ | ||
イリジウムプラグ(長寿命タイプ) | – | 100,000km |
(引用:NGK公式HP)
イリジウムプラグも標準プラグも消耗品です。快適に走るためには定期的な交換が必要ですが、交換時期はプラグの種類、車種によって異なります。
一般的なプラグであれば、バイクは5000km、車は1万~2万kmで交換とされています。
イリジウムは寿命が長そうな感じがしますが、長寿命タイプのイリジウムでない限り、標準プラグと同じくらいの寿命だそうです。(NGKのホームページ参照)
プラグの焼け具合で調子を判断

プラグの焼け具合でエンジンの調子を確認できます。プラグが真っ黒に焼け焦げていれば、エンジンになんらかの問題が発生している可能性があります。
個人では判断できない場合もあるので、不安な時は、迷わずバイク屋や車屋さんに相談してください。
プラグかぶりって知ってる?

『プラグがかぶり』って聞いた事がありせんか?これは不完全燃焼によってガソリンがプラグについて濡れてしまった状態で、こうなると正常に火花が散らず、エンジンが始動できません。
冬場になかなかエンジンがかからなくて、プラグが被ってしまった!なんて事があります。最近の車やバイクにはあまり聞かない現象です。
プラグはお店で交換できる!

プラグ交換はバイク用品店やカー用品店でやってくれます。工賃は1本500円~700円くらいです。
4気筒エンジンならプラグ4本+工賃x4となります。ちなみにプラグ交換自体は非常に簡単なので、自分で交換することも出来ます。
バイクのプラグ交換をした記事はこちら。
>【1,400円節約】5分でできるスパークプラグ交換方法 FTR223
余談:標準プラグでいいかな
ちなみに私は標準プラグ派です。以前はイリジウムプラグを使っていましたが、値段ほどの違いを感じられず、標準プラグに戻しています。寿命も同じですし。。
バイクはプラグの交換頻度も高いので、安い標準プラグを定期的に交換しています。
バイクの知識を増やしたい人へ

今回の記事のような知識を増やしたい!って人にオススメなのが『よくわかる最新バイクの基本と仕組み』って本です。
イラストや写真付きで詳しく解説してくれているので、もっともっとバイクに詳しくなりたい!なんて人は是非読んでみてください。
▼本の紹介記事▼
まとめ
- 点火プラグはライター的な役割
- バイクは5000km、車は1万~2万kmで交換
- イリジウムの方が安定していて高性能
今回の記事をまとめるとこのようになりました。最近はどんどん高性能になって、10万キロ交換不要なプラグもあるみたいですね。近い将来プラグは交換不要な部品になるかもしれません。。
ということで今回はここまでです。最後までお読みいただきありがとうございます。