どうもdaradaraです。
バイク(二輪)免許の種類は全部で7つあります。種類別の特徴や詳細、免許を取るまでの費用(値段)や流れ、免許を最短で取れる日数を紹介。初めて免許を取る方や、これからバイクの免許を取りたい!っと思っている方にオススメの記事です。
- バイクに乗りたいけど、どの免許を取ればいいの?
- バイクの免許っていくらくらい費用(値段)がかかるの?
- バイクの免許って何日くらいでとれるの?
バイク免許(二輪免許)の種類
![]() 排気量の区分 | ![]() 免許の種類 |
50cc以下のバイク | 原付免許 |
125cc以下のバイク | 普通自動二輪 小型限定免許 普通自動二輪 小型限定免許 AT限定 |
400以下のバイク | 普通自動二輪免許 普通自動二輪免許 AT限定 |
650cc以下のバイク | 大型自動二輪免許 AT限定(※) |
排気量制限なし | 大型自動二輪免許 (大型自動二輪免許 AT限定)(2019.12.1以降) |
バイクの免許は全部で7種類あり、エンジンの大きさとギア操作の有無で免許の種類が分かれています。
バイクには原付、125cc、250cc、400cc、大型バイクなど色々な種類があります。自分の乗りたいバイクや生活に合わせて欲しいバイクと免許を決めましょう。大型自動二輪免許があれば排気量に関わらず、全てのバイクに乗ることができます。
今更聞けないMTとATの違い
ATやMTとは、バイクのギア操作が全自動のオートタイプ(AT)か自分で操作するマニュアルタイプ(MT)かを表しています。
AT限定とはオートマチック車限定の事で、ギア操作のないバイク(スクーター等)だけ運転することが出来ます。 AT限定で取ると、ギア操作が必要なMTバイクを運転する事はできません。逆にMTで免許をとれば、ATバイクも運転することができます。
MT=Automatic Transmission オートマッチックトランスミッションの略
AT=Manual Transmission マニュアルトランスミッションの略
一番人気は普通自動二輪免許!
![]() 普通免許 (車) | ![]() 小型限定免許 (50~125cc) | ![]() 普通二輪 (50~400cc) | ![]() 大型二輪 (制限なし) |
2,056,160人 | 24,422人 | 141,617人 | 23,981人 |
上の表は、H30年のバイク免許の種類別保有者数です。普通自動二輪は小型限定免許や大型二輪免許に比べて人数が多く人気です。
初めから大型二輪を取るというのも一つの手ですが、自信のない方や自分で運転できるか不安な方は普通自動二輪免許がオススメです。
免許を取る方法
指定自動車教習所 | 一発試験 |
民間の教習所に通って、免許取得を目指す方法です。最も一般的な方法です。運転技術や知識を学び、卒業を目指します。教習所を卒業後、最寄りの免許センターで筆記試験を受け、合格すれば免許がもらえます。 | 免許センターに行って、直接試験を受ける方法です。教習はなく、実技と筆記試験に合格すれば免許がもらえます。ただし教習所と違い、誰も何も教えてくれません。技術と知識だけを試験で判断し、合否を決定します。 |
費用は10~15万程度 | 費用は2~3万程度 最低日数は4日程度 ※免許なしの場合 |
免許を取る方法は2つあります。指定自動車教習所に通う方法と一発試験です。
どちらも運転できる能力と知識があるかどうかを警察が判断し、合格不合格を決定します。ただし、指定自動車教習所を卒業すれば、運転能力を確かめる実技試験は免除されます。
詳細は後日別の記事で紹介します。
原付免許(50cc)
50ccのバイクに乗ることができる免許です。車の免許があれば、誰でも運転することができ、”高校生”から”おばちゃん”まで、幅広い年齢の方が利用しています。原付免許の試験は学科のみで、実技試験はありません。合格したら、簡単な原付講習を受けるだけで原付に乗れちゃいます。
バイクの免許の中で、最も取るのが簡単な免許です。緩くて手軽なところが人気の秘訣かもしれませんね。
原付免許の費用や詳細
![]() 年齢 | ![]() 取得費用 | ![]() 乗れるバイクの排気量 |
16歳以上 | 約8,000円 | 50cc以下のバイク |
![]() 法定速度 | ![]() 高速道路走行 | ![]() 二人乗り | ![]() 二段階右折 |
30km | × | × | 必要 |
緩くて手軽に乗れる原付ですが、一歩路上に出ると雰囲気は一変します。
制限速度は30kmまでで、2車線以上の道路を右折する場合は、二段階右折が必要となるなど、原付だけが守らなければいけないルールが存在します。他にも、原付が走れない橋があったり、車から嫌がらせを受けることも多いです。
嫌な事ばかり書いていますが、乗ればなんだかんだ楽しいです(笑)。私も1年近く原付に乗っていました。バイクに興味がある人は、まずは原付でバイクの楽しさを知るというも良いと思います。原付は中古で5万くらいで買えますし。
免許を取るまでの流れと日数
原付免許取得までの道のり |
運転免許センター ↓ 学科試験 ↓ 試験の合格発表 ↓ 合格者は原付講習 ↓ 免許発行 |
最短日数 |
1日 |
原付の免許を取るために、教習所に通う必要はありません。最寄りの運転免許センターに行き、手続きをして学科試験を受けることになります。50問中45問正解すれば合格です。
小型限定免許/AT限定(125cc以下)
免許の詳細や条件
125cc以下のバイクに乗ることができる免許です。原付二種免許なんて呼ばれたりもします。原付で面倒だった速度制限や二段階右折から解放され、街中を自由自在に走り回れます。最近流行りのカテゴリーで、各メーカーが続々と新車を発表するなど、注目度の高さが伺えます。H30年に規則が改正され、自動車の免許があれば最短2日で取得可能になりました。
![]() 年齢 | ![]() 費用相場/免許なし | ![]() 費用相場/免許あり |
16歳 | 約9~12万円 | 約6~8万円 |
![]() 乗れるバイクの排気量(MT) | ![]() 乗れるバイクの排気量(AT限定) |
125cc以下のMT/ATのバイク | 125cc以下のATバイク限定 |
![]() 法定速度 | ![]() 高速道路走行 | ![]() 二人乗り | ![]() 二段階右折 |
60km | × | ◯ | × |
無敵に見える小型免許ですが、唯一の弱点は、高速道路が走れない事です。125cc以下のバイクでは高速道路を走行することができません。
免許取得にかかる費用は普通二輪と同じくらいなので、特段理由がない限り、普通自動二輪免許を取って125ccのバイクを買うことをオススメします。
免許を取るまでの流れと日数
![]() 免許なし/原付免許 | ![]() 免許あり |
教習所に通う ↓ 学科や実技の教習 ↓ 学科と実技試験 ↓ 卒業検定 ↓ 教習所卒業 ↓ 運転免許センターに行く ↓ 学科試験 ↓ 合格すれば免許発行 | 教習所に通う ↓ 実技の教習 ↓ 実技試験 ↓ 卒業検定 ↓ 教習所卒業 ↓ 運転免許センターに行く ↓ 学科試験免除 ↓ 免許発行 |
最短教習日数 | |
6日 (AT限定は5日) | 2日 |
普通自動二輪免許/AT限定(400cc以下)
原付~400ccまでのバイクに乗ることができる免許です。もっとも一般的なバイクの免許で、排気量にこだわりがない限り、この免許があれば十分にバイクライフを楽しむことができます。免許費用の相場は10~15万円程度です。
普通自動二輪の費用や詳細
![]() 年齢 | ![]() 費用相場/免許なし | ![]() 費用相場/免許あり |
16歳以上 | 約10~15万円 | 約8~10万円 |
![]() 乗れるバイクの排気量(MT) | ![]() 乗れるバイクの排気量(AT限定) |
400ccまでのMT/ATのバイク | 400ccまでのATバイク限定 |
![]() 一般道法定速度 | ![]() 高速道路走行 | ![]() 二人乗り | ![]() 二段階右折 |
60km | ◯ | ◯ | 不要 |
126cc以上のバイクを買えば高速道路が使えます。短時間で長距離を快適に移動できるので便利です。
普通自動二輪免許があれば、原付から400ccまでのバイクに乗れるので、バイクの選択肢が多く、生活や目的に合わせてバイクを選ぶことができます。
免許を取るまでの流れと日数
![]() 免許なし/原付免許 | ![]() 免許あり |
教習所に通う ↓ 学科や実技の教習 ↓ 学科と実技試験 ↓ 卒業検定 ↓ 教習所卒業 ↓ 運転免許センターに行く ↓ 学科試験 ↓ 合格すれば免許発行 | 教習所に通う ↓ 実技の教習 ↓ 実技試験 ↓ 卒業検定 ↓ 教習所卒業 ↓ 運転免許センターに行く ↓ 学科試験免除 ↓ 免許発行 |
最短教習日数 | |
9日 (AT限定は7日) | 9日 |
大型自動二輪免許/AT限定
免許の詳細や条件
バイク免許の最高峰!大型自動二輪免許です。18歳から取得可能ですが、取得費用は20~25万程度と高く、普通自動二輪の倍近い教習費用がかかります。ただし、この免許があれば、バイクとして売られている全ての車両に乗ることができます(※AT限定の場合、2012.12.1以降であればAT車に限り排気量制限なし)。
![]() 年齢 | ![]() 費用相場 免許なし/原付 | ![]() 費用相場 普通二輪免許あり |
18歳以上 | 20万~25万 | 10万~12万 |
![]() 乗れるバイクの排気量(MT) | ![]() 乗れるバイクの排気量(AT限定) |
制限なし | 650ccまでのAT車両 (2019.12.01以降は排気量制限なし) |
![]() 一般道法定速度 | ![]() 高速道路走行 | ![]() 二人乗り | ![]() 二段階右折 |
60km | ◯ | ◯ | 不要 |
免許に排気量制限のない海外では、排気量の高いバイクが多く販売されています。ハーレーやBMWなどの外車に乗りたい!って人には、必須の免許です。私もいつかはこの免許を取って、大型バイクで北海道を旅したいものです。
免許を取るまでの流れと日数
![]() 免許なし/原付免許 | ![]() 免許あり(普通二輪) |
教習所に通う ↓ 学科や実技の教習 ↓ 学科と実技試験 ↓ 卒業検定 ↓ 教習所卒業 ↓ 運転免許センターに行く ↓ 学科試験 ↓ 合格すれば免許発行 | 教習所に通う ↓ 実技の教習 ↓ 実技試験 ↓ 卒業検定 ↓ 教習所卒業 ↓ 運転免許センターに行く ↓ 学科試験免除 ↓ 免許発行 |
最短教習日数 | |
19日 | 6日 |
普通自動二輪免許がなくても、大型自動二輪免許を取ることができます。教習で乗るバイクは普通二輪と比べて少し重くなりますが、基本的な教習内容はほとんど同じです。
条件 | ![]() 免許なし | ![]() 車免許あり | ![]() 普通二輪免許あり |
大型免許教習費用相場 | 20~25万 | 15~18万 | 10万~12万 |
大型免許は持っている免許の種類によって教習費用が異なります。免許が無い人や車の免許しか無い人は15~25万円程度の教習費用がかかり、普通自動二輪免許を持っている人であれば10万~12万円程度です。
大型二輪免許=20~25万
普通自動二輪を取ってから大型免許を取っても、大型免許だけをとっても、支払う金額はほぼ同じです。試験の手間が省けるので、時間やお金に余裕があれば、いきなり大型免許がオススメです。
教習所へは通いor合宿の選択肢がある
学校や仕事をしながら取りたい!
両立派にオススメなのが通学タイプ。学校や塾のように教習所に通って、免許取得を目指します。予定の空いてる日に授業を予約して受講するというシステムが一般的です。学校や仕事をしながらでも通う事ができるのがメリットです。ただ平日の夕方や土日は混雑していて、希望した教習の予約がとれず、最短◯日で取れる!と書いてあってもそれ通りに卒業できない事が多いです。
最短で取りたい!費用を抑えたい!
格安&最短で!という人にオススメなのが合宿タイプ。宿泊施設がついた教習所に泊まり込みで免許を取得します。通学タイプとは異なり、入校した日に、卒業までのスケジュールが配られ、それに従って授業を受けます。試験に落ちなければ予定日に卒業することができるので、まとまった休みが取れる人にはおすすめ。
合宿でバイク免許を取りたい人にオススメのサイト
普通自動二輪か大型の免許を合宿で取りたい!っと思っている方におすすめのサイトが「合宿免許わかば」です。免許の種類を選んで、地域、入校希望日を選択すると、条件にあった教習所を提案してくれます。比較的価格の安い教習所をピックアップしてくれるのも嬉しいポイントです。
サイトの使い方
例えば、普通自動二輪(自動車免許)を取ろうとした場合、『栃木県のカーアカデミー那須高原』という教習所だと費用はたったの99,500円!これは結構安いです。宿泊費がついてこの値段であれば文句なしですね。
部屋の条件を変更したり、食事の有無や内装など細かい情報を確認することも出来ます。予算に余裕があれば部屋はシングルがオススメです!
私も20歳くらいの時に車の免許を合宿で取りました。合宿は20歳前後の若い人が多く、旅行しているような感覚で免許を取ることが出来ます。大半の人がスケジュール通りに卒業できるので、難易度は決して高くありません。自動車の免許を持っていない人は、二輪とセットで取るとお得ですよ!詳しい情報は下の公式ページをご確認ください!
注意
本サイト記載の料金、日数は2019.10月現在の調査をもとに記載しています。費用や日程は地域や時期によって異なる場合がありますので、ご了承ください。