アメリカンバイクのオイル交換に挑戦してみませんか?本記事ではスズキイントルーダー400(アメリカンバイク)のオイル交換、オイルフィルター交換方法を紹介。使った工具や費用なども記載あり!誰でも簡単に出来るので是非挑戦してみてください!
- アメリカンバイクのオイル交換手順が知りたい
- オイルフィルターやエレメントの交換もしたい
- 交換にかかった費用や使った道具を知りたい
自分で出来るアメリカンバイクのオイル交換!
SUZUKI / Intruder Classic 400 (スズキ イントルーダークラシック400)
オイル量:3L / フィルター交換時3.5L
今回オイル交換をするバイクは『スズキ イントルーダークラシック400』です。オイル交換は車種が違ってもやることは大体同じなので、道具さえあれば誰でも簡単にできます。アメリカンバイクのオイル交換を検討中の方は是非参考にしてみてください。
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使ったもの
- カストロール 10W-40T 部分合成油
- DAYTONA オイルフィルターレンチ (品番96321)
- ベスラ オイルフィルター (品番SF-3009RS)
- 廃油処理ボックス 2.5L 2個
- キタコ M14用銅ワッシャー
- レンチ 14mm / 17mm
- プラスドライバー
今回使用したものはこちらです。オイルフィルターも交換しています。オイルはカストロールの部分合成油を使いました。指定オイルは10-40W MAなのでこの規格であればどのオイルでも大丈夫です。オイルの選び方については下の記事で詳しく紹介しています。気になった方は是非読んでみてください。
【バイクの基礎知識】正しいエンジンオイルの選び方!種類やグレード、表示内容の見方とは?
オイル交換方法
さてさて、必要な物を揃えたら早速オイルを交換していきましょう!オイル交換は出来るだけ平らな場所で行ってください。傾いた状態だとオイルが抜け切らなかったり、正しいオイル量を入れられません。また、オイルが溢れて地面が汚れる可能性があるので、汚れても良い場所でやることをオススメします。
step1:暖気してオイル温める
まずはエンジンをかけてオイルを暖めます。オイルは暖めるとサラサラになって抜けやすくなるので、数分暖気するか近所を走ってオイルを暖めてください。ただ暖めすぎるとオイルやマフラーが熱々になって火傷する可能性があるので、走り過ぎた場合は少し冷ましてください。
step2:オイルパンを外す
次にオイルパンを外します。イントルーダークラシックの場合、オイルパンは樹脂のネジ2本で固定されているだけなので、プラスドライバーがあれば取り外し可能です。樹脂ネジはネジがナメやすいので取り扱いには注意しましょう。
step3:ドレンボルトを外す
14mmのソケットレンチを使ってドレンボルトを外します。ボルトを緩めたらオイルが出てくるので、下に廃油ボックスを置いてください。この時オイルが熱いと火傷する可能性があるので注意が必要です。
廃油ボックスはオイル量にあった物を使いましょう。イントルーダーのオイルは3.5Lなので4.5Lのものを買うといいと思います。今回はこちらの都合で2.5Lのものを2個分を1個にまとめて使っています。箱が大きすぎるとバイクの下に入らない可能性があるので注意。
step4:オイルが抜けるまで待つ
オイルが出てきたら抜けるまで数分待ちます。ここまで来ればほとんど終わったも同然なので、コーヒー飲んだりタバコでも吸ってブレイクタイム。途中でバイクを左右に傾けたりしながら汚れたオイルを出し切りましょう。
step5:ドレンボルトのワッシャーを交換
ドレンボルトのワッシャーを交換します。イントルーダーのドレンボルトはM14だったのでM14に合うものならなんでもOKです。ワッシャーはボルトの隙間を埋めるための物なので使い回しは出来ません。
step6:ドレンボルトを取り付ける
ワッシャーを交換したらドレンボルトを取付けます。step3で覚えておいたボルトの締め付けトルクくらいで締めるようにしてください。強すぎるとネジやエンジンにダメージが入ってしまい、弱すぎてもオイルが漏れてしまいます。
step7:オイルフィルターを交換
続いてオイルフィルターを交換します。今回は純正品ではなくベスラ製の社外品を使っています。画像右が純正フィルター、左が社外品のフィルターです。パッと見た感じ、大きさも中身もほとんど同じでした。
イントルーダーのオイルフィルターはエンジン前方にあります。オイルフィルターレンチを使って古いフィルターを取り外し、新しいフィルターを取り付けます。フィルターを外すとオイルが出てくるので、廃油ボックスをフィルター下に設置する事もお忘れなく!
step7:オイルを入れる
ドレンボルト、フィルターの取付や交換が終わったら新しいオイルを入れます。イントルーダーのオイル量はフィルター交換時で3.5Lです。オイルをこぼさないように慎重に入れましょう。100円ショップで『ロート()』とかを買うと便利です。
オイル量はエンジン側面の窓のインジケーターを確認しながら調整します。
車体は垂直の状態で確認してください。範囲内にオイルが入ったら、エンジンをかけて数分間アイドリングし、再びオイルの量を確認してください。足りない場合はオイルを足してください。入れすぎると抜くのが面倒なので少しずつ少しずつ入れてください。
最後にオイル漏れをチェック
オイル交換が終わったら、テスト走行をしてドレンボルトやオイルフィルターからオイルが滲んでないか確認します。オイルが漏れたまま走ると重大な故障の原因になるので、交換後しばらくは走行前と走行後のオイル量を確認すると安心です。
まとめ
さていかがでしたでしょうか?今回は特に大きな問題もなくオイル交換が出来ました。数年間オイルやフィルターを全く交換していない車両だったので、オイル交換後の軽やかな走りに友人は感動していましたよ。
オイルは消耗品なので適切なタイミングで交換して愛車を長くのってあげてください。
ということで今回はここまで!最後までお読みいただきありがとうございました。
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